感染予防対策されたニューノームなナイトプールは、遠出しない都民の夏の選択肢に。

数年前から新しい夏のレジャーとして定着しつつあるナイトプール。アクセスがよく、気軽で、日焼けも気にせずプールで遊べるとあって、毎年たくさんの人で賑わっている。今年は新型コロナウィルスの流行もあり、密を避けるために人数制限や事前予約、ホテルの宿泊者限定などさまざまな対策をとって営業を開始しているプールが多い。逆に言えば、今年のナイトプールは少ない人数で静かにゆったり寛げるのだ。夏のレジャーが減りつつある今、安全に楽しめるナイトプールを紹介しよう。

ビジターも歓迎のホテルプール

グランドニッコー東京 台場 テラスプール「グランブルー」

ゆりかもめ「台場」駅直結のホテル グランドニッコー東京 台場。今年は感染拡大防止の為、デイタイム（10：00～16：00）、ナイトプール（17:00～21:00）の2部制とし、人数を制限しての営業となる。デッキチェアーの台数を減らしたレイアウトとなっているため、ゆったりとした空間を楽しむことができる。
レインボーブリッジをはじめとした東京の夜景が見えるテラスを少人数で独占できるのは今年ならでは。スパークリングワインがかかったオトナなかき氷や、モヒートにフルーツピューレを加えた進化系ドリンクも新登場し、まさに大人のためのナイトプールを満喫できるだろう。

ANAインターコンチネンタルホテル東京 ガーデンプール

赤坂、六本木、霞が関からほど近いアークヒルズにあるこちらのホテルは、都心とは思えないほど緑に囲まれた都会のオアシスのようなプール。専門家協力のもと衛生管理を強化しているため、安全に楽しむことができる。正面に見える東京タワーが点灯すると、プールも幻想的にライトアップ。非日常感を味わうことができるのだ。飲食メニューを提供する「プールサイドスナック」では、ホテル内のレストランの特別メニューも用意されているので、贅沢な時間を過ごすことができる。

シェラトン グランデ トーキョーベイ ホテル ガーデンプール

東京湾に面するこちらのホテルでは、広大なホテル庭園内の開放感あふれたプールに、高さ4メートルほどの巨大な岩から流れ落ちる滝で気分が盛り上がる空間だ。今年は、利用可能人数を減らして予約制での営業。ゆったりと開放感あふれるプールを満喫することができる。幻想的なライトアップとプールサイドのトーチ（たいまつ）、そして滝の裏にある隠れ家のようなバーでお酒を飲む。リゾートにいるような非日常感を味わえるのがこのナイトプールの魅力だ。

今年の夏はあえて東京のホテルに泊まる。宿泊者限定のナイトプール

ホテルニューオータニ GARDEN POOL

約20年に渡り大人の遊び場として人気を博しているニューオータニのナイトプール。今年は宿泊者限定でのオープンとなるため、ラグジュアリーな空間がより一層際立つ。せっかくなら、ラグジュアリーエリアを予約して贅沢に過ごすのがおすすめだ。ライトアップされた幻想的な水辺と心地いいBGMで優雅な時間を満喫したら、そのままホテルで1泊。翌朝はニューオータニの絶品モーニングで、旅行気分を堪能出来るだろう。

京王プラザホテル スカイプール

新宿駅西口から徒歩5分の場所にある京王プラザホテルは、新宿の高層ビルに囲まれていながらも静けさを感じられるプールだ。今年は、1日30名限定の宿泊プラン予約者のみが利用できる。仕事が終わったらすぐに行けるアクセスの良さが嬉しい。また、家族で泊まれる貸し切りナイトプールプランも用意されているので、贅沢にプールを独り占めできるまたとない機会だ。

GO TO トラベルキャンペーンでは都民が対象外となり楽しみにしていた旅行も躊躇してしまう今年の夏休みシーズン。とはいえ家に閉じこもってばかりでは気が滅入ってしまう。感染予防対策された静かなプールで非日常を味わって日頃のストレスを発散するのも夏の選択肢のひとつ。ただし、楽しむ際は自分自身も感染予防の心構えと対策を忘れないように。