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今年の夏はドライブインシアター。今だから楽しい、非日常体験

今年の夏はドライブインシアター。今だから楽しい、非日常体験

新型コロナウイルスの影響でさまざまなエンタメ体験が制限されて久しい。6月に入り少しずつ解禁になってきたものの、「まだちょっと怖い」という声も多い。「関係ない、どんどん出かけよう」でもなく「ワクチンができるまでは家にこもる」でもない。楽しみたいけれど、安全は守りたい。そんなエンタメファンに今年の夏こそぴったりなのは「ドライブインシアター」だ。映画は家でも観れるが、この体験は「映画の内容を楽しむ」というだけではない。

リバイバルながら「いま、これがいい」エンタメの形

「ドライブインシアター」は1950〜60年代のアメリカで大流行した後に日本でも流行。車社会の普及と共に90年代まで人気を博していた映画鑑賞のスタイルだ。駐車場などの巨大なスペースに大型スクリーンを設置し、音声は車のラジオチャンネルなどを使用して流す。客は車に乗ったまま映画を鑑賞できる。
他者との接触を避けた形で映画を鑑賞でき、なおかつ家のリビングではないシチュエーションや大きなスクリーンはやはり「特別な体験」として記憶に残るだろう。非日常の楽しみに飢えた私たちに、安全な状況で特別なエンタメを楽しませてくれる…今、この時代でこそ改めて評価されるべきスタイルなのだ。

映画の内容そのものより、すべての体験こそが重要

ここ4,5年「野外シネマ」が注目され、特に夏の間にはたくさんの野外映画上映イベントや移動映画館イベントが開催されてきた。2014年からドライブインシアターや野外シアターのイベントプロデュースを行ってきている「Do it Theater」はそのパイオニアと言っていいだろう。
「映画の内容そのものよりも、誰と行ったか、どこで観たか、どんな会話をしたかというように、実はシアターにまつわる時間や空間、すべての体験が重要だったと気付かされます」

彼らがプロデュースし、着実にファンを増やしてきた「シアターイベント」がこの夏、注力するのはもちろん「ドライブインシアター」だ。
新型コロナウイルス感染拡大後の4〜5月には、自治体や企業から200件を超える相談が寄せられたという。
もちろん徹底的に安全面に配慮している。継続的なドライブインシアターの開催を目指し、感染症の見識を持つ医師と契約し、最新のガイドラインなどを常に見直しながら、時期・状況に応じた感染症予防と拡大防止のための対策を講じている。
第1回の6月20日の東京タワーでの「ドライブインシアター」は大盛況だった。上映された映画は『スパイダーマン:スパイダーバース』。ただ淡々と映画を流す…だけではシアター体験にならない。Do it Theaterのドライブインシアターはコンテンツが盛りだくさんだ。

ピーター・ラムジー監督のビデオメッセージから上映がスタート。参加者たちはボックスコンセに詰め合わせたドリンクやポップコーンと共に、同乗者と会話もしながら、プライベートな空間で鑑賞を楽しんだ。

オープニングアクトのドライブインライブとしてPKCZ®が登場するという豪華なサプライズも。ハザードランプやハイビーム、スマホのライトで来場者と一体となって 会場が盛り上がった。

この夏は、全国でドライブインシアターが計画中

Do it Theaterの「ドライブインシアター2020」は7月より順次全国を巡回する。皮切りは神奈川・大磯ロングビーチで行われるドライブインシアターだ。

詳細な開催時間や上映される作品などは公式WEB/SNSで随時発表が更新されていくので要チェックだ。
また、ドライブインシアターを開催しているプロジェクトはDo it Theater の他にも現在準備しているチームがある。夏に向けて、随時情報が公開されていくので、「この夏はドライブインシアターに行こう」をぜひ頭にインプットしてほしい。
上映作品の雰囲気に合わせてレンタカーを選ぶでもよし、仲間とドレスコードを決めるもよし、応援上映にしてしまうでもよし。車中だからこそオリジナルの楽しみ方ができるなんて最高ではないか。