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今夏話題の2つの恐竜展は映像を較べて楽しむ

VOL.39 今夏話題の2つの恐竜展は映像を較べて楽しむ

夏の風物詩といっても過言ではない恐竜展。東京近郊で注目の2つ、東京ドームシティの『恐竜展2021』とパシフィコ横浜の『DinoScience 恐竜科学博』についてその魅力と楽しみ方を紹介しよう。

目次

    ネイキッドのハイクオリティーな映像体験
    『恐竜展2021』

    まずは東京ドームシティで開催されている『恐竜展2021』。今回は世界有数の研究成果を誇る福井県立恐竜博物館が共催しているところ。恐竜好きはもちろん観光地としても一度は訪れたい一大博物館のエッセンスを東京で感じられるのはありがたい。
    実物大のティラノサウルスの骨格はその目玉の一つだが、館内の所々に設置されたモニターでは、博物館にゆかりのある研究員たちの分かりやすい解説動画が流れており、その圧倒的な情報量や新発見を続ける研究活動の一端を感じ取ることが出来る。

    そしてポイントは、クリエイティブ集団ネイキッドがてがける最新映像。ネイキッドといえば、これまで二条城で開催されたイマーシブアート展での『NAKED FLOWERS』や海洋研究開発機構・JAMSTEC協力のもと開発されたVR映像『NAKED OCEAN』をはじめとして、全国の観光・行楽施設での没入型(イマーシブ)体験をプロデュースしてきた。
    そのネイキッドが、「らしさ」を存分に発揮できるフィールドとして今回生み出したのが恐竜展2021での迫力映像である。ネイキッドは、恐竜の中でも人気のティラノサウルス、ティラノサウルスと戦いを繰り広げていたトリケラトプスの対決のエリアを演出。福井県立大学恐竜学研究所の監修のもと、緻密な恐竜の動きを再現し、高精細度で臨場感のある映像を巨大スクリーンで体感できる。
    今回はVRではなくスクリーン上で描かれる映像だが、恐竜の表面から背景となるジャングルまで細部にわたって描かれる情報量と、3D的な陰影による臨場感はまさに没入体験といって差し支えない完成度だ。対決のシーンではハリウッド・SF映画のクライマックスを観ているような刺激・興奮を味わえる。

    恐竜展 2021
    ■期 間:2021 年 7 月 10 日(土)~9 月 5 日(日) ※開催期間中無休
    ■時 間:10:00~18:00 ※最終入館は閉館の 30 分前まで
    ■場 所:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
    ■料 金:当日 一般(大学生以上)1,500円/中・高校生1,200円/こども(4歳以上)900円
    ※会場の混雑状況によっては、入場までお待ちいただく場合がございます

    ■URL:https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/kyoryu2021.html
    ■特設サイト:https://kyoryu2021.com/
    ※新型コロナウイルス感染症の拡大等、社会状況により、会期・内容に関しては変更となる場合がございます

    これぞソニー!と感動するエンタメ演出
    『DinoScience 恐竜科学博』

    もうひとつが『DinoScience 恐竜科学博』。
    こちらの注目は、米国のヒューストン自然科学博物館から提供を受けた “奇跡の化石”と呼ばれるトリケラトプスのほぼ完全な骨格化石「レイン」や脳腫瘍の痕跡が見られるゴルゴサウルス「ルース」、さらに世界初展示となるトリケラトプスの子どもを最新技術で再現したレプリカなど貴重な展示が多数見られること。展示のレイアウトもゆとりをもってディスプレイされているためいろんな角度から化石を眺めることが出来るのがうれしい。

    ※ヒューストン自然科学博物館所蔵

    そして、主催するDinoScience 恐竜科学博製作委員会は、ソニーグループ(株)やソニー(株)、ソニー・ミュージックエンタテイメントなどの9社で構成されており、イベントタイトルに“Sony”と“科学博”を冠する通り、ソニーの最新技術を駆使したオリジナリティある演出が見どころの一つだ。
    特に白眉だったのが、五感に訴えかけるリアルな恐竜のCG映像。展示の随所に設置されている空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)「ELF-SR1」では、ミニチュアの恐竜が空間に飛び出してくるような3DCG映像が楽しめる。

    ©DinoScience 恐竜科学博製作委員会

    フィールドツアーのエリアではエンタメ企業ソニーらしく、展示全体が小さなトリケラトプスが冒険するストーリーで構成・展開されており、その立体的な演出も楽しい。

    さらに白亜紀体験シアターは、幅12m、高さ6.8mの巨大かつ超高精細なCrystal LED画面で、白亜紀の世界をフルCG映像で楽しめる。恐竜研究家としてこどもたちにも人気の恐竜くんが監修したトリケラトプスとティラノサウルスの動きは、誇張なく実際に存在した “生物” として忠実に再現。恐竜映画にでてくるような派手な動きはないものの、その分、当時のリアルな恐竜を実感できる意外な発見のある映像だ。

    Sony presents DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021@YOKOHAMA
    □会期:2021年7月17日(土)~9月12日(日)※会期中無休
    ※土・日・祝日・特定日は、事前予約/日時指定入場制(先着順)
    ※特定日:8 月7 日(土)~8 月15 日(日)
    □時間:月・火・木・日9:00~18:00 (最終入場17:30)
    水・金・土・祝日・特定日9:00~21:00 (最終入場20:30)
    □会場:パシフィコ横浜展示ホールA
    □公式サイト:https://dino-science.com

    2つの恐竜展は、2つの映像を較べて楽しむ。

    というわけで現在開催中の2つの恐竜展は、ともに特徴的な2つの映像演出を両方楽しんでおきたいところ。『恐竜展2021』では、数々の没入型体験演出を手がけたネイキッドによる“安定の”感動体験を味わいたい。その迫力、存在感は、エンタテインメントとして十分に楽しく、戦いの映像はストレス発散にもなるほどに刺激的だ。
    『DinoScience 恐竜科学博』では、ソニーの最新ハード&ソフトによるハイレベルな再現力を、ストーリーとともに五感で楽しんで欲しい。恐竜の魅力はもちろんだが3DCGの表現力や音響の再現力がここまできたか!と技術そのものにも感動してしまう。
    まだまだ暑い日が続く東京。2つの恐竜展で久々に自分の中のアドレナリンをフル動員してはいかがだろうか。各会場ともコロナ感染対策のため入場を制限することもあるため、来場前に各会場のHPにて最新情報の確認をお勧めしたい。