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‘me’TIME NAVIGATOR[表参道・原宿編]

仕事を楽しむ人は働く街でどんな時間を過ごしているのか?ファッション・トレンド最先端の街である表参道・原宿で働く人に、ワークタイムの隙間やちょっとした時間の過ごし方、表参道・原宿とはどんな街かを聞いた。

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「表参道は女性の『好き』が叶えられる街」樋口実沙 / ケイト・スペード ジャパン

bar & curry noi(バーアンドカリー ノイ)

デート・美容院・ショッピング。おでかけスポットである表参道だが、毎日そこで働く人から見た景色はどんなものだろう。ファッションの街・表参道の象徴的存在「ケイト・スペード ジャパン」本社で働く女性のリアルな目線とは?

ニューヨーク生まれの大人気ブランド「kate spade new york」。表参道のど真ん中にある「ケイト・スペード ジャパン」本社でマーケティングやクリエイティブのディレクションなどの仕事を担当している樋口実沙さんを訪ねた。

基本的な1週間のスケジュールは大体以下のような感じだ。

「時差の関係上、朝は本国アメリカとのやりとりに充てられます。スカイプなどの電話会議は、(本国の夜遅くにあたる)朝早くに入りますね。」

午前中はかなり詰まっている上に、朝イチからトップギア全開。周りにテイクアウトのコーヒーショップなども多いが、「基本的には直行です笑」

銀座店がフラッグシップになるので、そこへの外出もたまにあるが、基本的には表参道のオフィスで1日を過ごすことが多い。

フルスロットルの午前中を終えるとランチタイム。外資系というのもあり、「ランチMTG」も多いのだそう。

「UBER EATS やケータリングを取ったりするランチMTGも結構多いですね。新入社員が入ったりすると、少し長めに時間をとってお店を予約して『ウェルカムランチ』などをチームのメンバーみんなで行ったりします」

「kate spade」は、女性のブランド。なので会社には女性の従業員も多い。子育て中の社員への配慮もあり、歓送迎会は夜でなく、ランチを兼ねていることもあるのだという。
なるほど、こういうところにも女性の働きやすさが現れるのかもしれない。

「実は私は無類のカレー好きなんです!」

社内行事や歓送迎会の時には、店選びを買って出てカレーの名店やインド料理のお店にするそう。

① エリックサウスマサラダイナー は社内のメンバーにも好評だったようだ。夜はカレーだけでなく、アラカルトのスパイス料理が用意されている。ビギナー向けの料理から通好みのラインナップまであったり、肉・魚・野菜 とどんな人のどんなニーズにも応えてくれる名店だ。

「人がたくさんいる時って、たくさん頼めるじゃないですか?笑。なので、こういう機会をフル活用しています。」

カレーやスパイスの話が止まらない樋口さん、実に楽しそうだ。

樋口さんがスパイスやカレーにハマったきっかけはムンバイに行ったこと、そして「東京カリー番長」の本を読んだから。カリー番長さながら、美味しいお店通いはもちろん、レシピ研究にも余念がない。休日はもっぱらカレーを作ったり、スパイスを買いに出かけたり、昼も夜ももちろんカレーのための時間を過ごしている。

「広島出身なので、カープファンなんです。実はカープの応援ができて、カレーが食べれる、ギネスが日本で一番!美味しいという最高の場所があるんです」

その最高の場所とは ②「bar & curry noi(ノイ)」。

スポーツバーであり、樽詰ギネスビールとカレーを楽しめる。特に大きなスポーツの試合がない時は樋口さんのためにカープの試合を放映してくれるそうだ。

結構遅くまでやっているのもポイント。樋口さんの「好き!」が全て詰まっている場所だ。ちなみに今年のカープの優勝決定戦はスパイス研究のためメキシコに行っていて不在だったのだそう・・・。

いつも全力でスパイスを求めていそうな樋口さんだが、時間に余裕があるときは帰りに ③ VACANT に寄る。 定期的にイベントも開催されていて、時間があるときは帰宅前にコーヒーを片手に表参道の街を歩き、お店の展示を見に行く。まさにリラックスのための時間。

「好き!」を求めるだけでなく、緩くのんびりしたい時間も、表参道には叶えてくれる場所がある。

朝がスケジュール入りがちな会社だが、社員のほとんどはフレックス勤務。
なので勤務終了は自分で仕事量と相談しながらコントロールしている。

「ヨガの講師をやっている社員がいるのですが、社員向けに夕方にヨガ教室をやってくれたり、社内のイベントなどが結構多いと思います。と言っても強制でなく、各自やりたいことのある人間が手をあげるといった感じ。私、カレーを作ったこともあります(笑)。女性が人生を楽しむ!ということを会社が推奨してくれているんです」。

社内イベントや歓送迎会は家族同伴OKだったり、時短勤務も可能など、システム的にも、社員のライフスタイルに寄り添えるようにしてくれているのだという。

「繁忙期とそれ以外のメリハリがちゃんとつけやすいです」。

それはきっと、仕事のことだけでなく、自分の望みが通りやすいようになっている。会社のバックアップも受けて、さて街に出ると、表参道という立地がそれを叶えてくれる。

買えないものはない。美味しいお店も多い。
表参道は「あれがしたい」「これが好き」。そんな女性の願望をアシストしてくれる街なのだ。

樋口さんのおすすめのお店
①エリックサウスマサラダイナー
②bar & curry noi
③VACANT

 

撮影:きくちよしみ