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‘me’TIME NAVIGATOR[表参道・原宿編]

仕事を楽しむ人は働く街でどんな時間を過ごしているのか?ファッション・トレンド最先端の街である表参道・原宿で働く人に、ワークタイムの隙間やちょっとした時間の過ごし方、表参道・原宿とはどんな街かを聞いた。

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「美味しいだけじゃ、物足りない。」加藤菜緒 / CAFE COMPANY

ALFRED TEA ROOM 青山本店(アルフレッドティールーム)THE TEISYOKU SHOP(ザ テイショク ショップ)

話題のカフェやレストランにとどまらず、最近ではホテルなどのコミュニティスペースも創り続けているCAFE COMPANYの拠点は原宿・キャットストリート。食とコミュニティ創りのプロフェッショナルである彼らの原宿・表参道とは?PRの加藤さんに話を聞いた。

キャットストリートに一際目立つカフェのような外観の建物。実際に、道行く人々がカフェと間違えてオフィスに入ってきてしまうこともよくあるそうだが、ここはカフェではなく「カフェをつくる会社」CAFE COMPANYの本社である。ここでクリエイティブな空間を創り続ける彼らは、原宿でどんな毎日を過ごしているのだろうか。PRを担当する加藤菜緒さんに毎日を聞いた。

CAFE COMPANYではPR業務と、PR視点で企画のコンセプト作りや業態開発にも関わることもあるという加藤さん。ある1週間はこんな感じだ。

店舗で取材や撮影が入っている場合はほとんどを営業時間前にお願いしているので、朝は早い。店舗スタッフがオープンの準備以外にバタつくことがないようまた、現場スタッフとの貴重なコミュニケーションの時間でもあることから、可能な限り撮影現場に立ち会っている。撮影がない日は定時である朝10時に出社して打ち合わせやメール返信などの業務をこなす。直営店舗の他に他社との合同プロジェクトも多いCAFE COMPANY。その分、打ち合わせが多い。そうこうしている間に気付いたらもうランチの時間だ。

「ランチタイムはどこも混むので、12時前にランチに出ちゃいます(笑)。

お気に入りは ① THE TEISHOKU SHOP。夜は外食も多くて家でバランスが取れたご飯ってなかなか食べられないので、メインに野菜に小鉢・・としっかり食べられるここはとても貴重ですよね。あと、お昼はもっぱらパンよりお米派(笑)」。

お昼に作業しなければいけないことも多いので、週5日のランチの内、週2は外食だが週3は近所のお弁当。TRUNK HOTEL内の ② TRUNK STORE で買える恵比寿の名店「キッチンわたりがらす」のお弁当がお気に入りだそう。「もともと、現在の恵比寿に移転する前の天現寺にあったころからよく通っていたレストランで、美味しくて清々しいのにどこかひねりがある料理を作るシェフをよく知っていて。その『キッチンわたりがらす』のお弁当を原宿でも食べられるなんて、買うたびに毎回感動しています(笑)」。無添加・オーガニックなのにしっかりボリューム。コンビニ弁当で済ますより、手軽に名店の味が楽しめるお弁当は満足度が高い。

「本当は、週に1日は、できるだけ打ち合わせなどを入れないで1日まるまる作業に充てる日にしたい」とのことだが、それもなかなか難しい。そんな時は手軽に気分を変えられるお気に入りスポットで作業をする。

「③会社の前の花壇 に腰掛けて仕事することもあります(笑)。短い時間で集中してPCで作業しなければならないので、環境を変えるのは大事。気持ちいいし、実ははかどるんですよ」

昼間のキャットストリートは車の往来が少ないので、危なくない。いろんな人が行き交うキャットストリートを眺めながら作業することも多いのだ。

合間のブレイクは「飲み物を買いに散歩に出かける」ことが多い。

「2017年にオープンしたティーブランドがきっかけになって、珈琲よりすっかりお茶派になりました。スタバに行ってもチャイやほうじ茶ラテなどを頼んじゃうように。④ALDFRED TEA ROOM は可愛いだけじゃなくてお茶のクオリティも高いので、よく行きます」。

加藤さんのマイフェイバリットはスタッフに薦められてハマったという、ルイボスティーにボバ(タピオカ)のトッピング。コーヒーショップはコーヒー一択だが、ここは紅茶・ハーブティ・日本茶など選択肢があるのが嬉しいところ。

1日中コーヒーをガブガブ飲むより、お茶を挟むのが最近のムードだ。

人との会話から自然と仕事につながることやヒントを見つけるという加藤さん。

夜は仕事関係者や友人とご飯、が実は多いんだそう。

「打ち合わせがてらご飯、というより、『最近どうなの?』というやりとりをしながらご飯を食べて、気付いたら一緒に仕事する流れになっていることも多々ありますね」。

⑤8ablish(エイタブリッシュ)はそういうご飯会に最適。

「お仕事でヴィーガン・スイーツに携わったことをきっかけに、『美味しくて体にも優しい』ってどういうものだろう?って考ることが多くて。『8ablish』はヴィーガンレストランなのでもちろんお野菜が中心です。でも普段は肉派の私でも充分満足なお料理と、友人を介してお会いした最高に素敵なオーナーさんのキャラクターもあり、一気に大好きになりました」

「その人のキャラクターとかセンスもお店選びに出る感じがするんです。コスパが良くて美味しいお店はたくさんある。私は、そのお店を作った方、サービスの方やシェフなど、その場を創り上げている『人』のキャラクターがにじみ出ているようなお店が好き」。

加藤さんがお気に入りのお店は、伝える時に「『何か』がある」ということを重視している。

日々、新しいお店が出来ては消えていくトレンドの街・表参道。外食が多い加藤さんの記憶に残っていく「キャラクターや個性と出会えるお店」は実は表参道は多い。

面白いタネが「人から」拾える場所。それが表参道なのだ。

加藤さんのおすすめの場所
①THE TEISHOKU SHOP
②TRUNK STORE
③キャットストリートの花壇
④ALFRED TEA ROOM
⑤8ablish

 

撮影:きくちよしみ