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【会期終了】アヴァンギャルドな昭和グラフィックの魅力満載。昨年反響を呼んだポスター展第二弾

【会期終了】アヴァンギャルドな昭和グラフィックの魅力満載。昨年反響を呼んだポスター展第二弾

DATE:
2025.05.01

今なお多くの人を惹きつける昭和カルチャー。当時のポスターやチラシのデザインには、なんでもデジタル化している現代にはないエネルギーを感じる。それが体感できるイベントとして昨年反響を呼んだ「ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市」が、今年も渋谷ヒカリエ内のブンカムラ ギャラリー 8/(Bunkamura Gallery 8/)で開催中だ。

昭和グラフィックの黄金時代のポスターやチラシが集結

広告メディアのサイネージ化が急速に進み、デザインや情報のアップデートも簡単に行われるようになった現代。それとは対照的に、昭和時代には限られた紙面と時間の中で、アーティストたちがポスターやチラシを生み出していた。時代の熱狂をそのまま残し、今も多くの人を惹きつける昭和グラフィック。昨年開催された、「ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市」第一弾では、1960~70年代にかけての高度経済成長期における激動の日本を席巻したアングラ演劇のポスターを中心に展開し、大きな反響を呼んだ。

「毛皮のマリー フランクフルト公演版」演劇実験室◎天井棧敷/1969年 宇野亞喜良

日本を代表するアーティストの貴重なポスター作品が登場

第二弾は、第一弾よりさらにパワーアップした内容に。アングラ演劇のみならず、映画や美術展、さらにはコマーシャルまで、人々を熱狂させた昭和カルチャーが色濃く残るポスターやチラシの数々を一堂に展覧販売する。出品作家は、宇野亞喜良、金子國義、横尾忠則、粟津潔、和田誠といった、今や日本を代表するアーティストがずらり。当時手掛けた貴重なポスター作品も登場する。

「日活名画座ポスター」1963年 和田誠
「美術ジャーナル」60号 1967年 田名網敬一
「EXPO‘70」1968年 デザイン:石岡瑛子

今もなお人々を惹き付けてやまない昭和グラフィック。黄金期の熱量と魅力をぜひ体感してみたい。

第二弾 ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市 昭和グラフィック黄金時代 ~演劇、映画、コマーシャルまで~
会期:2025年4月25日(金)~5月11日(日)
会場:Bunkamura Gallery 8/ (渋谷ヒカリエ8F)
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/250425avant-garde.html