地方出身者の街・東京。当然年末年始は帰省して実家でのんびり、が主流だけど、東京に残ったら残ったで楽しいイベントは目白押し。そこで東京居残り組へ編集部から「東京での年末年始の過ごし方」をご提案。
今回、Harumari読者47名に年末年始の予定をヒアリングしてみると、次のような回答が集まった。
・実家に帰る 47.1%
・自宅で過ごす(テレビを観る、飲み会など) 29.4%
・国内旅行 9.8%
・仕事/アルバイト 9.8%
・東京都心に出る 3.9%
・海外旅行 0%
なるほど大半が「実家に帰る」。次に多かったのは「自宅で過ごす」。中でも、“テレビを観て過ごす”という人が過半数。旅行やお出かけすると回答した人は全体の1割ほどで、年末をアクティブに活動する人は少ない模様。
しかし、帰省組やインドア派に大晦日に行ってみたいスポットはあるかどうかを聞いてみると、こんなおもしろい結果も出てきた。
・年越しライブ
・みんなでカウントダウンしている場所
・ディズニーランド
・皇居
・東京タワー
・スカイツリー
「平成の象徴として、スカイツリーで年越しをしてみたかった」といった声や、「カウントダウンができる場所で、一度ワイワイ騒いで大勢で年を越してみたかった」といった意見も。大晦日は主要な路線が深夜も運行しているので、カウントダウンイベントや、深夜の初詣も人気が高い。いつもは終電前に帰る人も、この日ばかりは友人と深夜まで飲み明かしたいという「願望」もあるようだ。
さて、地方の実家に帰ってしまった人は難しいが、居残り組には、編集部からいつもと違った上質な年末年始の過ごし方を提案したい。
年末年始を、いつもの休日みたいな時間の過ごし方で終わるのはもったいない。せっかくなら心機一転、部屋の雰囲気を変えてくれるようなアイテムを買い揃えてみるのはどうだろう。
そこで、代官山 T-SITEで毎年開催されている「にっぽんの暮らし展2019」(2018年12月27日〜2019年1月6日まで)である。
ハイセンスな器や料理道具、職人が手がける一生モノの日用品、そして地方の名産を使った食品まで。古き良き日本を体現し、かつ現代的なアレンジも施された「さすがT-SITE!」と唸るアイテムがセレクトされている。
たとえば、代表の矢島里佳さんが学生時代に「和える」をコンセプトに起業し、「日本の伝統を次世代につなぐ」様々なプロジェクトを展開する日用品ブランド「aeru」。職人仕事が冴え渡る食器や日用品は、そのデザイン性はもちろん日本の良さを後世に残したいという思いの詰まった逸品。自宅に置いておきたくなる。
さらに、富山の自然の恵みを届ける食ブランド「越中富山 幸のこわけ」の加工食品や、醤油専門店「職人醤油」の調味料など、年末年始の食卓にささやかな上質さをプラスしてくれる食品たちも充実。
その他、計19ブランドの品々は改めて「日本に暮らしてよかった」と思わせる「本当にいいもの」が揃っており、見て回るだけでも発見や感動があり、そして気持ちが引き締まるのだ。
そんな上質な器や食品がひとつでも自宅にあれば、いつもと違う、ちょっと上質なお正月を楽しめる。ぜひ足を運んで欲しい。