毎日を充実させる東京のトレンド情報をお届け!
Harumari TOKYOのLINEをチェック

詳しくは
こちら

ヴィーガンことはじめに
野菜和食を作ってみる

ヴィーガン和食

動物性食品を使わずに、植物性100%で作る「ヴィーガン」料理。温暖化防止や人口増加による食糧危機を救うと言われ、アカデミー賞関連のパーティで採用されたり、世界のトップスポーツ選手が食生活に取り入れたりと、数年前から話題を集めている。とはいえ、ヴィーガン料理に興味はあれど、実際どんなものなのかわからない人が多いはず。そこでヴィーガンことはじめに、日本人に馴染み深い和食テイストにアレンジしたレシピ集『ヴィーガン和食』で学んでみてはいかがだろう。
同書で紹介するレシピは、和食に必要不可欠とも思える肉、魚、卵、乳製品、はちみつ、砂糖(上白糖)は不使用。だしも動物性のものは避け、植物性100%。そして、野菜をメインにした和食レシピが収録されている。ところが、野菜やとうふ、乾物などでコクや食べごたえを出すため、物足りなさはまったく感じないのだ。それでいて消化がよく体に優しいというのだから、引き算をしているはずなのに、プラスのことばかり。さらに、肉や魚の下ごしらえがないなど工程が少ないため、料理初心者にも作りやすいのも嬉しいポイントだ。
「日本には古くから精進料理の文化もあります。和のごはんはとてもヴィーガンに近いと思うのです。食習慣が異なる世界中の方にも、和食を楽しんでもらえたら」と語るのは、著者の野菜料理家・庄司いずみさん。このレシピで料理を作ってみることで、自然とヴィーガンへの理解が深まり、美味しく健康と美も手に入れられるだろう。

周辺情報