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名前しか知らない文豪の
人生を覗き見してみる

文豪聖地巡礼

『ヤングエース』で連載中で、アニメ化や舞台化もされるなど絶大な人気を誇るマンガ作品『文豪ストレイドッグス』。作中では多くの文豪が登場することで知られているが、その作者である朝霞カフカ氏が監修を務める文豪の聖地巡礼本が発売された。
夏の夜、京都の街路をそぞろ歩くまだ学生の夏目漱石と正岡子規。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也。大阪で谷崎潤一郎とのちの伴侶を引き合わせた芥川龍之介。自宅の土蔵でロウソクを1本立てて創作に励んだという江戸川乱歩。川端康成の自宅庭先で歓談する、伊藤整と三島由紀夫……。個性溢れる文豪たちには、ゆかりの土地とセットで語られるエピソードが多数存在しているという。
そんな「文豪の息遣い」が感じられる聖地を多数紹介しているのが、同書だ。作品への没入感が深まるだけでなく、歴史上の人物ととらえられがちな文豪をより身近に感じられるエピソードが詰まっている。もちろん文豪たちのことはよく知らずとも、単純にそのエピソードだけでも楽しむことができるはずだ。同書をきっかけに文豪たちの作品にも興味を持ち、作品の聖地を訪れるほどのマニアになってしまうかも?

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