自分たちがこどもの頃に比べると科学技術は圧倒的に進化しているし、これからも社会をよりよくするために科学は発展していくのでしょう。愛する我が子の未来はどうなっているのか? むしろ親の方が気になるテーマかもしれません。こどもたちが小学校に入る前のこの時期に、親子一緒に未来を考えてみることはとても有意義な時間になるはずです。今回はそうした体験ができるミュージアムの中でも比較的未就学児でも楽しみやすい2スポットを紹介します。
過去・現在・未来……。私たちはいつから時間という概念を理解するようになったのでしょう。少なくともこどもたちは、大好きなティラノサウルスの原寸大の骨格を目にしたとき、それは「過去の遺物」というよりは、恐竜が姿を変えた現代の生き物を見るかのように、過去と現在をフラットに見て興奮しているようにも見えます。
国立科学博物館は、地球誕生から現在までの歴史を体系立って理解するのにすぐれた施設。巨大恐竜やほ乳類の剥製など、圧倒的な数の「現物」を陳列することで、こどもたちの興奮と想像力をかき立ててくれます。その興奮は、大人になっても続く知的好奇心として育まれることでしょう。宇宙史・生命史・人類史を標本・資料と映像でたどる「地球史ナビゲーター」も必見。なお「地球館」にある恐竜の骨格、実はティラノサウルスがトリケラトプスを待ち伏せするかのような構図になっているので確かめてみましょう。
こどもの「なんで空は青いの?」という質問は、大人たちにさまざまな課題を突きつけます。こどもにもわかるように説明できるか、こどもの疑問を面倒くさがっていないか、そして自分自身もわかったふりをして好奇心を失っていないか。
「リスーピア」は、科学の仕組みを体験できるミュージアム。振り子や発電、立体の体積など、見て触れるだけで科学現象をシンプルに体感できるほか、理科・算数にまつわる多彩な展示が充実しています。小中学生はもちろん6歳児にとっても、理屈の前に体感して覚えることは理解力を伸ばすにはうってつけなので、とにかく楽しく触れさせてみるだけでも有意義。我が子の「なんで?」攻撃に悩む親にとっての切り札です。
また、2~3歳児のこどもたちが遊べる木の知育玩具を集めたコーナーも。カフェやテラスなど、疲れた脳を休めてリラックスできる場所も充実しています。
エリア: | 東京 / その他 |
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住所: | 〒110-0007 東京都台東区上野公園7−20 |
電話番号: | 03-5777-8600 |
営業時間: |
火曜日 9:00〜17:00 水曜日 9:00〜17:00 木曜日 9:00〜17:00 金曜日 9:00〜20:00 土曜日 9:00〜20:00 日曜日 9:00〜17:00 祝日 9:00〜17:00 |
定休日: | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日) 年末年始(12月28日~1月1日) |
公式WEB: | http://www.kahaku.go.jp/ |
エリア: | 東京 / その他 |
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住所: | 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目5−1 |
電話番号: | 03-3599-2600 |
営業時間: |
火曜日 10:00〜18:00 水曜日 10:00〜18:00 木曜日 10:00〜18:00 金曜日 10:00〜18:00 土曜日 10:00〜18:00 日曜日 10:00〜18:00 祝日 10:00〜18:00 |
定休日: | 月曜日/年末年始 詳細はHPの休館日カレンダー参照 |
公式WEB: | https://www.panasonic.com/jp/corporate/center/tokyo/risupia.html |
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