キャンバスに一筆一筆、絵の具を重ねていく写実絵画。写実絵画の殿堂と呼ばれるホキ美術館が所蔵する、現在の写実絵画を代表する作家たちの人気作品が一堂に会する「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」が、渋谷で開催される。
現在、対象をリアルに描く“写実絵画”が、ブームとも言える盛り上がりをみせている。1年に数点しか描くことができないほど作家が時間をかけて向きあい丁寧に描かれた作品には、それぞれの画家が表現したい想いが込められており、ただ細密に描かれているだけでなく、写真や映像とは違った存在感が醸し出されている。そんな、写実絵画の世界にどっぷり浸る展示「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」が、2020年3月18日(水)~5月11日(月)にBunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて開催される。

本展では“写実絵画の殿堂”と呼ばれるホキ美術館が所蔵する、現在の写実絵画を代表する作家たちの選りすぐりの人気作品が一堂に会する。個性豊かな凄腕の作家たちによるバラエティに富んだ作品によって、写実絵画の醍醐味を感じることができるだろう。
写実絵画とは、見たままをそのまま忠実に描くことを基本にした絵画作品。瞬時にデジタル写真が撮れる時代にあって、写実画家はキャンバスに一筆一筆、絵の具を重ねていくという。そこには現実以上の感動をよぶ何かが込められており、作家が感動したものを描くことが基本であり、長い時間をかけて、ときには1年をかけて1枚の作品を仕上げる。それは人間にしかできない、人間の存在とは何かをつきつめていくことにも通じている。写真とは違う表現であり、ありのままを描くことを基本に、それ以上の存在を描く真摯な思いを込めた作品だ。

今回の展示絵画を所蔵するホキ美術館は、世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年11月3日に千葉市緑区に開館。そのコレクションは、保木将夫が収集した写実絵画作品、約480点から成っている。千葉市最大の公園である緑ゆたかな昭和の森に面した、地上1階、地下2階の三層の計500メートルにわたる回廊型ギャラリーでは、森本草介をはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約40名の現代作家による写実の名品約140点を、常時鑑賞することができる。

そんな、“写実絵画の殿堂”から選りすぐりの人気作品を集めた「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」。期間限定(2020年3月18日(水)~4月5日(日)まで)で、小学生は無料で入館できるので、春休みに子どもと一緒に、写実絵画の美しさを満喫するのもいいかもしれない。細部まで丹念に描かれた技術力の高さやデッサン力に基づく描写の美しさに、ぜひ触れてみてほしい。
| エリア: | 東京 / 渋谷 |
|---|---|
| 住所: | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目24−24 |
| 営業時間: |
月曜日 10:00〜18:00 火曜日 10:00〜18:00 水曜日 10:00〜18:00 木曜日 10:00〜18:00 金曜日 10:00〜18:00 土曜日 10:00〜18:00 日曜日 10:00〜18:00 祝日 10:00〜18:00 |
| 公式WEB: | https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_choshajitsu2.html |
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