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梅しごと、味噌しごと…。コロナ禍で流行する新しいルーティン「手しごと料理」

人と関わることで何かしらの変化が起こっていた毎日も、活動範囲や人との交流が限られることによって、以前に比べて生活が単調になった。そんな日々の刺激を満たしてくれる手段として有効なのが、味噌作りや梅シロップなどの“手しごと料理”である。何ら関係ないジャンルに見えて、一から素材をこしらえる作業に注目すると、まるで手のかかる子供やペットを育てているかのよう。環境によって毎日変化する素材との対話が、日々の刺激になってくる。今回は、そんな手しごと料理を紐解くとともに、簡単に始められる手しごとグッズを紹介する。

時間と手間をかけた料理が日常の変化の指針となる

そもそも“手しごと”とは、テクノロジーとは反対の、身体感覚や実用性など「手に宿る知性」を活かした民藝や職人技などから生まれた言葉。柳宗悦が日本を「手しごとの国」と呼んだように、このような文化の積み重ねにより、固有の工芸文化が育ち、各地に地方色豊かな民藝品の数々が生まれていった。今回、Harumariが提案する“手しごと料理”の価値観もこんな特性に通ずる部分があり、単に食材を作るということ、自分で作ると安あがりになるということ以上の、より健やかに生きることや、命の循環を通して、日常に変化を生み出すことに繋がる。

“手しごと料理”は、通常の料理と異なり、何ヶ月も時間をかけて育てていくというのが特徴だ。例えば、味噌づくりひとつにおいても、麹という命を育んでいく営みであり、麹がイキイキと育まれていく変化を毎日感じられるとともに、今度は私たちがその命をもらい、生きていく循環が生まれる。子供やペットの成長を見守るように、手掛けていることがステップを踏んで日々変化していく様子を実感できる。

さらに、この“しごと”という言葉通り、毎日の作業がタスクとなり日常のノルマになる。人が仕事をしたり、何か新しい体験をするなどの動機は、変化や自己の成長が源流だったりするが、そんな人間の性をこの作業を通して満たすことができるのだ。このような心の満足感に加えて、自分で作った食材を使って食べることの幸せを何倍にも引き上げることができるのも魅力といえよう。

このように日常のモチベーション面においてメリットの多い手しごと料理だが、料理初心者からしたら少々ハードルが高いのも事実である。しかし、最近では各社から必要量の材料とレシピがセットになったキットが出ており、準備や材料不要で、そのまま食材作りにチャレンジできるものが増えている。さっそく、日常に取り入れやすい手しごと料理アイテムをみてみよう。

3ヶ月で完成。「Oisix」で梅しごとを始める

梅しごとキット 手作り赤しそジュース ビン付き 3,300円(税抜)

調理において “時短”が得意な「Oisix」からも、そんな価値観とは反対の手しごと料理のためのキットが発売されている。しかも毎回即完するほど人気商品だとのこと。キットには、食材や作り方を丁寧に説明したレシピカードの他に、必要な道具を一式入れており、そのまま作ることができるようになっている。現在はサイト内で梅しごとキットの予約がスタート中。約3ヶ月で完成するような内容になっており、同じ作り方をしても人や環境によって全く違う味わいになるのも面白い。これを機に“我が家の味”をじっくり育ててみるのもいいかもしれない。

年4回。季節の味を定期便でこしらえる

こちらは冬に届く、手前味噌キット。「青大豆」と麹量が倍の「倍麹(ばいこうじ)」で仕込むのが特徴で、甘みと旨味のバランスがちょうどいいとのこと。26,000円 / 4回分(送料無料・税込)

腸内環境の観点からここ数年で注目されるようになった発酵食品だが、それに先駆けて京都の嵯峨嵐山で発酵レストランやマルシェを営んでいたのが「発酵食堂カモシカ」だ。特に同店のマルシェのラインナップが注目されており、お菓子からドレッシングまで発酵にまつわるアイテムが並ぶ。そんな同店からも、材料やレシピが一緒になった1年に4回、季節の味が届く、「発酵食手づくりキット定期便」が販売されている。仕込みやコツなどを動画やメールでサポートしてくれるので、初心者でも知識を深めながら取り組むことができる。さらに、キットを使ったレシピも教えてくれるので、1年を通して料理のバリエーションも広がりそうだ。

潰して混ぜればOK。発酵の実態を知りたい人へ

かんたん手前味噌キット 1,318円(税込) ※水煮の大豆 230g、米麹 210g、塩60g

山梨県甲府市に店を構える老舗味噌屋「五味醤油」。その六代目の兄・五味仁さんと妹・五味洋子さんは、「発酵兄妹」というユニットを組み、ワークショップやラジオ番組などの活動を通して味噌や発酵の魅力を発信している。そんな同店が発酵の概念を知ってもらうべく商品化したのが、水煮大豆をつぶして混ぜるだけで完成する入門キットだ。こちらも2ヶ月発酵させたら完成とのことで、毎日変化していく様子を楽しむことができる。一通りコツを覚えたら、今度は好みの大豆に変えてみたり麹の配合を考えるなど、自分なりのアレンジを加えて作ってみたくなるはず。

匂わないから続けられる「COBOウエダ家」のぬか床

ウエダ家のにおわないぬか床 1kg2,322円(税込)

美容関係者が最近こぞって取り入れているのが、「COBOウエダ家」の乳酸菌パウダー「自然発酵乳酸菌」ですが、そんな同社からも、ぬか漬けを始めるのにとっておきのアイテムが登場している。手仕事料理のなかでも、毎日かき混ぜてお手入れをしないと、雑菌が増えやすく酸味やツンと鼻を刺すような独特のニオイが出てしまうぬか漬けは、人一倍手間がかかるもの。しかし、こちらの「におわないぬか床」では、独自の自然発酵乳酸菌によってそんな匂いに関する悩みを解消。もちろん毎日かき混ぜたり手を加えるのは他と同様だが、雑菌が繁殖しにくくなり匂いが発生しないのは嬉しいポイント。香りや味みを日々繰り返してぬか床と対話をしながら育ててみては。

MORE INFO:

Creema

エリア: 注目商品・サービス
公式WEB: https://www.creema.jp/

Roundabout

エリア: 東京 / 代々木公園
住所: 〒151-0064 東京都渋谷区上原3丁目7−12
電話番号: 03-6407-8892
営業時間: 月曜日 12:00〜20:00
水曜日 12:00〜20:00
木曜日 12:00〜20:00
金曜日 12:00〜20:00
土曜日 12:00〜20:00
日曜日 12:00〜20:00
祝日 12:00〜20:00
定休日: 火曜日
公式WEB: http://roundabout.to

HIGUMA Doughnuts

エリア: 東京 / 東横線沿い
住所: 〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目8−21
電話番号: 03-5734-1308
営業時間: 月曜日 10:00〜21:00
火曜日 10:00〜21:00
木曜日 10:00〜21:00
金曜日 10:00〜21:00
土曜日 10:00〜21:00
日曜日 10:00〜21:00
祝日 10:00〜21:00
定休日: 水曜日
公式WEB: https://www.higuma.co

陶芸教室ゆう工房 銀座教室

エリア: 東京 / その他
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目4−25 もりくま11ビル 2F
電話番号: 03-3572-3373
定休日: 月曜日
公式WEB: https://yukobo.co.jp/

京の絞り染め宅配便

エリア: 注目商品・サービス
公式WEB: https://www.shibori.jp/