HOME WELL BEING OKINAWA(沖縄の旅の今) 沖縄北部・備瀬のフクギ並木と古宇利大橋の様子を動画レポート
沖縄北部・備瀬のフクギ並木と古宇利大橋の様子を動画レポート

沖縄北部・備瀬のフクギ並木と古宇利大橋の様子を動画レポート

9月に入っても南国らしい暑さが続く沖縄。7月下旬から8月にかけて拡大した新型コロナウイルス感染はやや落ち着き、沖縄県独自の緊急事態宣言も9月5日で解除された。この記事では、那覇空港から車で約2時間、沖縄らしいマリンブルーと緑の自然に囲まれた沖縄本島北部から、人気の2スポットの今を動画でレポートする。

目次

    まだまだ静かな時間が流れる「備瀬のフクギ並木」

    本部町の北東部、備瀬(びせ)集落にある「備瀬のフクギ並木」。沖縄で防風・防潮の役目も果たしている常緑高木のフクギが、集落中に約2万本立ち並び、そのスケールは沖縄でも随一だ。

    レンタサイクルや水牛車による並木ツアーがあり、旅行客に人気のこの場所は、実は今年公開された映画『糸』(全国東宝系にて公開中)にも登場。ますます知名度がアップした、沖縄本島北部を代表するスポットのひとつである。

    ©2020映画『糸』製作委員会
    ©2020映画『糸』製作委員会

    例年ならば並木を歩くたくさんの観光客が見られるはずのこの時期。しかし、訪れた時間帯に並木を歩く人は3〜4組ほど。レンタサイクルに乗る観光客の姿も見られたが、賑わいはまだといったところだ。

    フクギ並木の通りに住む地元の女性は、「いつもの年なら午前中から家族連れとか、たくさん訪れる人を見るけど、まだまだ観光客の数は戻ってきてないねぇ」と話していた。

    また、観光客の数に関わらずこの時期にやってくるのがコウモリ。このコウモリがフクギの実を食べにくるらしく、「落ちた実など、毎日の掃き掃除が欠かせない」と先ほどの女性。コロナ禍の影響がまだまだ残っているなかでの静かな日常が流れている様子が垣間見えた。(2020年9月11日 午前10時頃 撮影)

    観光客は戻りつつも、例年より寂しい「古宇利大橋」

    名護市の屋我地島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ古宇利大橋。全長1960mのこの橋は、2005年に島民の悲願として開通した。マリンブルーの海の上を爽快に走り抜けることができるため、沖縄本島でNo.1の絶景ドライブスポットとして人気を集めている。

    橋の両側は観光スポットとなっていて、屋我地島側にはレストランやカフェワゴン、展望スポットが設けられている。取材日は、駐車場に止まる車の数はいつもより少なかった。また、古宇利島側の橋のたもとにある白砂の海岸や、海の透明度の高さが人気の古宇利ビーチには、水着を着て海水浴や日光浴を楽しむ観光客の姿が見受けられた。

    しかし、ビーチでアクティビティのサービスを営んでいる男性は「まだまだ全然人が戻ってこない。去年の今頃は、平日でも砂浜がいっぱいになるほど観光客が訪れていた」と話していた。本来であれば行き交う車が多い古宇利大橋も、今はスイスイと走ることができる状態だった。(2020年9月11日 午後1時頃 撮影)

    だんだんと秋が深まっていく地域が多いなかで、まだまだ夏の雰囲気が残る沖縄。コロナ禍で思うような夏を過ごせなかった人々も、沖縄でなら晩夏のひとときを楽しめるだろう。感染対策を忘れずに、沖縄の人気観光スポットを訪れてほしい。