おうち時間のリラックスタイムにおすすめしたい過ごし方がまたひとつ増えた。銀座蔦屋書店でオンライン開催中のフェア「お⾹とあなたのものがたり」は、蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトしたお⾹と、それにマッチする物語の組み合わせで“あなただけの時間”を提案してくれる。香りを楽しみながら物語の世界に没入できるのはもちろん、作家が香りをどう表現しているか、自分ならどう言語化するかを考えてみるのも面白い。これまでとは一味違った読書を体験しよう。
本フェアは素晴らしい香り、素敵な佇まいの香りを楽しむプロダクトを生み出す6ブランドと、銀座蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトした書籍のマリアージュが堪能できる。「ceskariko」「hayatotsutsumi」のお香立てや、「HAKURO」「SENN」「GRASS TOKYO」「KAUFHAUS」のインセンス(お香)といった6ブランドから厳選した香りが登場。一緒に楽しむ本は、さわやかでゆったりした読後感が得られる物語や詩が選ばれている。
希望と休息をイメージしたお香『incense 燈/熄』は、心穏やかになる2種類の香りが楽しめる。その日の気分によって使い分けられるのが嬉しい。今もなお愛され続ける宮沢賢治の言葉たちとともに、自分の心と向き合う時間を過ごしてみよう。
また、『POMEGRANATE INCENSE STICKS 』は官能的な香りが特徴的なインセンス。豊潤に実るザクロの香りが漂い、深い紅色も美しく、見ているだけでもうっとりとした気持ちになれる。山田詠美の艶やかで儚い物語『晩年の子供』とともに、不思議な世界観に浸りたい。
他にも、スッキリとした心和やかになる自然の香りを、清純で不遇な作家・小山清の美しい随筆集『風の便り』の言葉たちと堪能したり、画家の牧野伊三夫が何気ない日々の生活を綴った『アトリエ雑記』を読みながら、スミレ、ローズ、ブラックカラントの心地よい香りに癒されたりと、趣向を凝らした香りと物語のマリアージュが多数用意されている。
さまざまな作品で描かれ、表現されてきた“香り”や“匂い”。その巧みな言葉で想像していたものが、実際の香りが漂う空間ではより立体的に感じることができる。本フェアでは、物語の世界をこれまでとは一味違った感覚で楽しめるに違いない。
また、おすすめしたい楽しみ方のひとつが、「自分ならこの香りを言葉でどう表現するか」を考えながら読書することだ。“あなただけの時間”に感じたことを、“あなただけの言葉”で表現するのが、真の「お⾹とあなたのものがたり」だろう。
住所: | 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10 Ginza Six 1F-3F, 6-10-1 |
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電話番号: | 03-3575-7755 |
公式WEB: | https://store.tsite.jp/ginza/blog/magazine/19975-1719310505.html |
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