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クラフトジンに人生哲学を学ぶ。しなやかに生きていくためのカクテルブック

VOL.21 クラフトジンに人生哲学を学ぶ。しなやかに生きていくためのカクテルブック

クラフトジン「SIPSMITH(シップスミス)」が提案する「シンプルでこだわりのある人生」を体現する職人たちの生き様と、その姿にインスピレーションを得て作り上げられたカクテルレシピを紹介する新発想のカクテルブック『SMITHBOOK』が発売された。カクテルブックといいながらも、その内容はまるで現代を軽やかに生きるための指南書。クラフトジンを片手に、しなやかな人生哲学を学びとろう。

世界的クラフトジンブームの火付け役と言われるクラフトジン「SIPSMITH」。その特徴は斬新なボタニカルや製法ではなく、ロンドンで伝統的に使われていた技法を現代に復活させ、SIPSMITHなりの現代的なセンスで作り上げた極めてシンプルなジンであるという点だ。

生き方や働き方の価値観が急速に変化するこの時代に、SIPSMITHが掲げる「Cocktails don’t need to be complicated.」(カクテルは複雑である必要はない)という極めてシンプルな哲学は、カクテルだけでなく、さまざまな人の人生に対するヒントにもなる。公式サイト中心としたSIPSMITHラバーのコミュニティ「Swan Lab」は、この哲学を多くの仲間たちと共有し、ライフスタイルとして広げていくことを目指している。

メンバーになると、ニュースレターの配信やイベント開催などを中心に交流が図られる。その活動の一つ、「SMITH BOOK PROJECT」(https://swanlab.jp/book-project/)では、多彩な業界・職種で情熱とこだわりを持てるものに向き合って生きる25名の現代の職人=“SMITH”を訪ね、その生き様を紐解くインタビューを実施。その人となりを、バーテンダーが感じたままにカクテルで表現している。
そして、この度、このプロジェクトをまとめた公式書籍『SMITHBOOK』が出版された。これまでにないカクテルブックとして、SIPSMITHのブランド哲学や価値観を伝えていく一冊に仕上がっている。7月20日(火)からは代官山 蔦屋書店で出版記念フェアもスタートしているので、実際にSIPSMITHの世界観に触れるチャンスだ。

現代の職人=“SMITH” 掲載者(一部抜粋/敬称略・順不同) 食の分野で新しい領域を開拓し続ける 料理人 森枝 幹氏
誰の日常でも得られるであろう心地よさや美しさを表現している イラストレーター 西山 寛紀氏
日本におけるクラフトジンの第一人者と呼ばれる フライングサーカス 代表取締役 三浦 武明氏

ジンの思想を、人生哲学として捉える。無駄なものを削ぎ落とし、とことんシンプルに生きる。カクテルブックで紹介されている珠玉の一杯とともに読み進めたら、本当に必要なもの、大事なものが見えてくるはずだ。飲み終わる頃には、しなやかに生きていくためのヒントを得ているだろう。