視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”の中で、視覚以外のさまざまな感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(東京・竹芝)で、冬季限定プログラム「LOVE IN THE DARK」が開催中だ。真っ暗闇でアクティビティを楽しみながら、ふと思い浮かぶ人への想いを馳せる。そんな新しい「愛」のカタチを体験できるという。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”を、アテンドと呼ばれる視覚障害者の案内によって、視覚以外の感覚や対話を使いながら冒険するエンターテイメントだ。
1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界47カ国以上で開催されてきた。日本では、1999年11月の初開催以降、25万人以上が体験しているという。
12月7日(土)から開催中のプログラム「LOVE IN THE DARK」では、「LOVE」をテーマに、真っ暗闇の中でさまざまなアクティビティを体験できる。暗闇では、声や音を発することで誰がどこにいるのか判断するしかない。その分きっと、人の声や温もりが、こんなにもあたたかく頼れるものだったと気づくことだろう。
「LOVE IN THE DARK」コンセプト
あなたを思い浮かべてる
月を見て美しいと思ったときに
美味しいものを食べたときに
うれしいことがあったときに
心動かされるほど感動をしたときに
不安な気持ちになったときに
さみしいときに
平和を想うときに
あなたはどんなときにラブを感じてる?
離れて住んでいる家族、尊敬する人、いつも隣にいる人、あるいは会ったことのない遠い地に住む人に思いを馳せてみよう。暗闇だからこそできる対話の中で、普段は口にできない想いを言語化することの大切さにも気づくに違いない。
バレンタインも間近。いつもとは少し違う環境に身を置き、目には見えない「愛」とは何か、改めて考えてみてはいかがだろう。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」冬季限定プログラム 「LOVE IN THE DARK」
会期: 2024年12月7日(土)~ 2025年2月16日(日)
会場: ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/event/20241207-20250216/「ダイアログ・イン・サイレンス~静けさの中の対話~」も同時開催中。
会期:2024年12月1日(日)~2025年3月16日(日)
https://dis.dialogue.or.jp/