劇団EXILEと東京の夜の街を行く連載企画。俳優・小澤雄太さんと銀座で陶芸体験をした後は、東京駅からほど近い「三菱一号館美術館」へ。

JR東京駅から徒歩5分。2010年に開館した三菱一号館美術館は、1894年に建設された「三菱一号館」を復元した美術館。館内には、ミュージアムカフェ・バー「Café 1894」、ミュージアムショップ「Store 1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設。ライトアップされた建築がとても素敵で、撮影スポットとしてもぴったりだ。

同美術館で「レオナルド×ミケランジェロ展」を鑑賞。15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。10代から頭角を現し「神のごとき」と称された天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。2人を対比する日本初の展覧会を鑑賞した小澤さん。

「自分で描くことはないんですけど、絵には興味あります」と小澤さん。「絵に表れているのは、描かれた当時の時代風景や画家本人の感情など、そのときだけしか出てこないもの。僕ら役者も芝居では、脚本に書いてある意味を読み取ってそのときにしか出せない表情を出さなければいけない。そういう意味では、絵を見ることは芝居の研究になるんです」と、意外な視点で絵を観ているようだ。

展覧会では素描(ディゼーニョ)のほかに油彩画、手稿、書簡などおよそ70点を展示。「最も美しい素描」といわれる、レオナルド作《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉の頭部のための習作》を間近で見比べる貴重な機会。2000年になってミケランジェロによって手がけられた作品だと判明した《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》も公開された。


展覧会だけでなく、美術館の建築そのものも魅力たっぷり。明治時代の日本で活躍したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルと日本の職人たちが創り上げた空間を、当時の建材や建築方法をネジ一つに至るまでできるだけ忠実に復元している。すみずみまで見て回りたくなる空間だ。
鑑賞後は、併設のミュージアムカフェ・バー「Café 1894」で余韻を。展覧会にちなんだランチ、デザートメニューも提供されている。

この日、小澤さんがオーダーしたのは、通常ディナーメニューの「西京味噌漬けフォアグラのテリーヌ 梅酒のジュレと蜂蜜ソース」(1,280円 税抜)。

「最初はソースのフルーティーな甘みが際立ち、慣れてくるとフォアグラの濃厚な味わいが感じられワインにぴったり」と小澤さんも大満足の様子。

銀座で陶芸体験、その後、モダンな雰囲気のミュージアムで美術鑑賞し、アートな夜をゆったり過ごした小澤さん。「まったく自分の知らない世界。なかなかない機会だったので、思った以上にのめりこんでいく新しい感覚があって興味深かったです」。

会社帰り、まっすぐ帰らずにアートな寄り道。ふだんの自分とは違う自分を見つけられるかも。
小澤雄太(おざわ・ゆうた)
1985年生まれ。東京都出身。2009年「第1回劇団EXILEオーディション」に合格し俳優活動を開始する。これまで、「HiGH&LOW」シリーズ、ドラマ「ウルトラマンジード」(テレビ東京系)、映画「jam」など数多くの作品に出演。公開待機作に映画「山中静夫氏の尊厳死」が控えている。
※2017年9月16日にTOKYO DAY OUT で公開した記事を一部修正して再掲しています
| エリア: | 東京 / 東京・丸の内 |
|---|---|
| 住所: | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6−2 |
| 電話番号: | 03-5777-8600 |
| 営業時間: |
火曜日 10:00〜18:00 水曜日 10:00〜18:00 木曜日 10:00〜18:00 金曜日 10:00〜21:00 土曜日 10:00〜18:00 日曜日 10:00〜18:00 祝日 10:00〜18:00 |
| 定休日: | 毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)、年末、元旦、展示替え期間 ※臨時の開館・休館の場合あり |
| 公式WEB: | https://mimt.jp/ |
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