logo

夏帆の東京オフタイム

仕事や生活に流されて新しいものに出会うきっかけがない人も、何からすればいいか分からない人も。気軽に始められる「新しいコト」を編集部が提案します。今回は夏帆さんをゲストに、彼女の好きなもの・興味のあるコトをさらに深掘りできるスポットを紹介(全5回)

1

映画『きばいやんせ!私』にみる「クソ女」からの脱却法

きばいやんせ!私

『きばいやんせ!私』は、不倫騒ぎで番組のMCを降ろされ何事にもやる気をなくし「クソ女」と思われているアナウンサー・児島貴子(夏帆)が、地元の奇祭継続のために奮闘する町民に触れ、成長・復活していくヒューマンコメディ。今回は、主演・夏帆さんへのインタビューから、作品の魅力をひも解いていく。

©2018「きばいやんせ!私」製作委員会

編集部・島崎:クソ女、ですか。。。

夏帆:笑。今回の、貴子っていう役は、元々看板女子アナウンサーだったんですけど、不倫をすっぱ抜かれて左遷させられて、見栄とかプライドとかそういうもので雁字搦めになっていて。本人もそんなに器用なタイプじゃないから、あまり器用に立ち回れなくて敵を作ってしまうという。でも、薄々はそういう自分のだめなところを分かっていて…。」

島崎:『クソ女で終わりたくない』というセリフが出てくるわけですね。

夏帆:そうですね。それで、昔住んでいた南大隅町っていう、鹿児島空港から車で3時間っていうすごく自然豊かだけどなにもないような場所に行って。そこで、町の方の一生懸命さにこころ打たれながら、いらないプライドをどんどん捨てていって、今までとは違う気持ちで仕事に向き合うという話なんです。」

島崎:仕事で行き詰まっているときに、突然毛色の違う環境に置かれるというのは、いい方向に働くこともありますよね。今回の映画でも、いい意味で分かりやすいギャップの中に飛び込んで、「仕事に対する向き合い方」も変わっていくという部分も大きなテーマだと思うんですが。アナウンサーという仕事をどういう風に感じられましたか。

夏帆:すごく独特なお仕事だと思うんですよ。私も表に出る仕事ですけどアナウンサーも表の仕事で、でもいわゆる会社員じゃないですか。しかも個性が求められるけどニュースの邪魔をしちゃいけないから、髪色はこうであるべきとかメイクとか立ち居振る舞いに気を遣うとか。あとはニュースを扱ってるからこそ、プライベートもちゃんとしてなきゃいけないっていう。自分がどう見られてるってことを常に考えていなきゃいけない仕事だなという風に感じて。私たちもそういうところはもちろんあるんですけど、ある意味、孤独な仕事だなって思いました。

島崎:さて、幼なじみの橋脇太郎役の大賀さんとのやりとりも、そのひとつが、貴子の気持ちを動かしていくという意味で絶妙でした。

夏帆:太賀くんは同世代だし、同じ事務所なんですが、今回初めてちゃんと共演したんです。しかも実は、10代の頃からずっと友だちだったんです。

島崎:なんと!

夏帆:すごく楽しかったです。太賀くんは写真が趣味なので、撮影が早く終わったら近場に写真を撮りに行ったりしてて。

島崎:最近目ざましい活躍ですよね、太賀さん。

夏帆:そうなんですよ。念願叶ってというか、このタイミングで一緒に仕事をできたのは良かったなと思っています。

島崎:それなら、幼馴染っていう立場もやりやすそうですね。

夏帆:元々お互いのことをよく知っているから、どういう人なのかを初めから知っていく必要が無かったので、そこはすごく助けてもらったなと。

©2018「きばいやんせ!私」製作委員会

島崎:最後に、クソ女からの脱却法を教えてください。

夏帆:まずはこの映画を観ていただければと(笑)。自分のプライドを捨てていくというのは簡単なことじゃないと思いますけど、本当に大切な物に気付くことで自分は変えられるんだなって、この映画を観て感じていただければうれしいです。

 

映画「きばいやんせ!私」は有楽町スバル座をはじめ全国ロードショー。
続いての特集2本目では、夏帆さんの好きなことをお聞きしながら、編集部が全力で「好きなことの深掘り方法」を提案します。