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斉藤アリスの東京カフェホッピング

モデル・タレント、最近は「食べログ」レビュアーやカフェライターとしても活躍する斉藤アリスさん。沢山のカフェを観てきた彼女と小誌編集部・稲垣美緒が「本当にいいカフェって何?」を探求してきます。

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クリームソーダは推しメンカラーで。下北沢「ネグラ」

喫茶ネグラ

モデル・斉藤アリスさんがリポートする「喫茶ネグラ」。人気の秘密について、ママさんにお話を伺いました。

こんにちは。カフェが大好きなモデル・斉藤アリスです。「アリスちゃん、そんなに好きならカフェ出せばいいじゃん」と最近よく言われるのですが、その度に私は思うのです。

「ハッ。ずいぶん簡単に言ってくれるな」

夢を叶える!と言っても、ちゃんと収入がないとやれないわけだし、物件探しに集客、コーヒー1杯で入り浸る私みたいな客をどうするのか問題などなど、ちょっと考えただけでも大変そう。カフェを経営するって実際どうなの?

ということで、人気のネオ喫茶「ネグラ」を営む古谷愛実さんに直接、あれやこれや聞いてきました。(親しみを込めて以下、愛実ママ)

アリス「ネグラの場所って絶妙ですよね、大通りから一本入った路地の突き当たり。アクセスいいのに静かで品があって。どうやってこの場所を見つけたんですか?」

愛実ママ「隠れ家的な場所を選んだんですか?ってよく言ってもらえるんですが、実はそうではなくって。経験もなくお店を出そうとしても、なかなか物件を借りるのはハードルが高く…。貸してくれそうな大家さんを探して、街を転々とまわりました。それで出会ったのがココだったんです」

アリス「え。じゃあ偶然ってことですか?」

愛実ママ「運もあります、すごく。もちろん他にも候補はあったけど、作りたいお店と合わなかったり、広すぎたり小さすぎたり。やっと希望する形のお店がつくれそうなのがココだったんですよ」

アリス「とってもリアルな話。ネグラはどういう意味ですか?」

愛実ママ「動物の“寝ぐら”のように、居心地よく使っていただきたいなと思って。オープン前から決まっていた名前です」

アリス「もし大通り沿いにテナントが見つかっていたら、それでもネグラに?」

愛実ママ「実は2つ、名前を考えてあったんです。奥まった場所や人通りが少ない所に借りられたら、今の名前に。日当たりがいいとか、倉庫っぽくバーンと抜けた感じの所だったら、違う名前も考えてありました」

アリス「え!なんて名前ですか?」

愛実ママ「それは!!(笑)」

アリス「秘密? 秘密なんですか?」

愛実ママ「はい(笑)。恥ずかしいから」

アリス「名前って想いが詰まっているものだし、聞きたいけどなぁ。若いお客さんが多い印象ですが、みんなどうやってココを見つけるんでしょうか?」

愛実ママ「うちは広告を打っていないので、SNSを見て来てくれる子が多いと思います。他県など遠くからも来てくれたりして。SNSで女の子たちはうまいこと繋がっているんだなっていつも感心しています」

アリス「みんな素敵なお店を探しているんですね」

愛実ママ「うちの店がアップした画像じゃない、女の子が載せた写真をスタッフに見せながら「これはありますか?」って聞いてくれる子も結構いるんですよ」

アリス「SNS世代ですね。何が女の子たちには人気なんですか?」

愛実ママ「カラフルなクリームソーダです。自分の好きな色だったり、ラッキカラーだったり、推しの色?を頼む子もいっぱいいます」

アリス「モモクロみたいなことかな?推しているアイドルのカラー的な?」

愛実ママ「ですかね。私も「そうなんだぁ」って感心しながら、いつも作っています」

 

 

 

編集部追記:

街中の桜は散りゆきますが、喫茶ネグラの「桜クリームソーダ」は大人気継続中。

綺麗な桜色にトッピングの桜の塩漬けがいいアクセント。

季節限定の儚い存在を「推し」にしてみるのも楽しい。