国内最大のメロンパンの祭典「メロンパンフェス2019」が、末広町・アーツ千代田で、5月4日(土)、5日(日)に開催される。
メロンパン」と言えば、日本人に広く親しまれている国民的菓子パン。しかし、意外にも、その起源や名前の由来は謎に包まれている。
日本でメロンパンが生まれたのは大正末期から昭和初期頃と言われる。スペインやメキシコ、ドイツにも、パン生地をビスケット生地で包んで焼く菓子があり、当時来日していた外国のパン職人たちが伝えたのが原型になっているとの説が濃厚だが、確証ある文献などは見つかっていないのだそう。
名前の由来もまた、はっきりしていない。焼き上がりがマスクメロンに似ているから「メロンパン」と命名されたと考えるのが一般的だが、ビスケット生地に使うメレンゲの「メレンゲパン」が訛ってメロンパンになったという説もあるという。
知れば知るほど、謎多きメロンパン。そんなメロンパンだけに特化したユニークなイベントが開催されるのだ。
「メロンパンフェス」は、全国各地の選りすぐりのメロンパンが一堂に会するイベント。今回の開催で5回目を迎える。参加は、事前申し込みチケット制としており、美術館のような展示やトークショー、ワークショップなどの体験型コンテンツも用意。
メロンパングッズが揃うお土産ブースもあり、家に帰ってからも楽しさの余韻に浸ることができる。
プレーンから、メロンパンベーグル、キャベツメロンパンといった変わり種まで約20種のメロンパンが登場する本イベント。中でも、数量限定のメロンパンは必見だ。
まだ食べたことのないメロンパンを味わいたい人は「角煮チャーシューメロンパン」がおすすめ。
都内人気店「ボンジュール・ボン」が手掛ける「角煮チャーシューメロンパン」は、チーズを混ぜたメロン皮の中に、煮汁溢れる味噌と山椒で味を調えた豚角煮を包んだ甘じょっぱい味わい。店舗でも5月から展開を予定しているというが、メロンパンを語るなら、いち早く頬張りたい。
そのほか、“モチモチふんわりメロンパンの刺繍ブローチ”を作るワークショップや、事前に性格診断フォームに回答すると、5パターンそれぞれの性格の特性に合った処方メロンパンが付いてくる入場券も販売している。
起源や名前の由来は不詳でも、メロンパンが、長い歴史の中でたくさんの人々に愛されてきたことに変わりはない。このイベントで、その美味しさを一層噛み締めよう。
エリア: | 東京 / その他 |
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住所: | 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14 |
営業時間: |
土曜日 13:00〜18:00 日曜日 13:00〜18:00 |
公式WEB: | https://www.melonpanfes.com/ |
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