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アガる 外カフェ

テラス・屋上・芝生。東京のど真ん中なのに、ちょっとだけ”アガる”カフェ。オープンエアーな気持ちいい場所、あつめました。

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柔らかな陽の光に抱かれる朝。しあわせな1日は『egg』から始まる

egg 東京農大世田谷通り店

ニューヨークからやってきた「egg東京農大世田谷通り店」。設計の隈研吾氏によって計算され尽くした陽の光を浴びながら朝食を食べたい。「中なのに外」な空間はしあわせの象徴だ。

世田谷区にある「東京農業大学」。駅から距離があることもあり、キャンパス周辺は穏やかなゆったりとした時が流れている。

その一角に2018年の11月に「egg 東京農大世田谷通り店」はオープンした。

ニューヨークで人気を博す“オールデイブレックファスト店”「egg」の日本国内2号店だ。

「egg東京農大世田谷通り店」は、東京農業大学の所有する「食と農の博物館」の一階に位置する。博物館も興味を惹かれる展示物ばかりだが、ここは気軽にカフェとして一般客も使えるようになっている。

博物館は日本を代表する建築家•隈研吾氏の設計。2階まで吹き抜けの天高な空間は開放感たっぷりだ。隈研吾氏の設計の建物らしく、日光が広く差し込まれるように窓面が大きく取られている。

そのデザインのおかげで、晴れた日は日光が柔らかく入り込み、店内全体を優しさが包み込む。

この柔らかな陽の光の中で、「egg」自慢の朝食をいただこう。

店名にもあるように、eggの看板は“卵料理”。一番人気は「お好きな卵料理&自家製ハッシュポテト」のプレート。卵は「egg」のオーナーが選び抜いた広島県産の「はやしなちゅらるふぁーむ」より、平飼いの有精卵を使用している。高い栄養価ながら、あっさりとした味わいなのだそう。

「egg」では卵だけでなく、食材にこだわり、生産者の想いを大切に一品一品調理しているそう。まさに「食と農の博物館」内にふさわしい。

もちろん、シンプルに美味しいのは大切なこと。

eggが同じく大事にしているのは“3世代で楽しめるお店”。子供が飽きないで過ごせるよう、テーブルクロスが白い画用紙になっており、クレヨンで落書きができるようになっている。テーブルいっぱいに落書きができるなんて夢のよう(!)だが、ニューヨーク本店から続くサービスなのだとか。大人も参加して夢中になっていることも多いそう。

時間帯や天気によって、入ってくる陽の光の強さや角度も変わる。

屋内ではあるが、「外」の様子を如実に映し出す「外カフェ」なのだ。

まるで、屋根のある公園のよう。

物販コーナーもあるので、レシピ本やエコバッグ、自家製クッキーなどのお土産も買えるのが嬉しい。

穏やかな空気が流れるこの店で過ごすたおやかなひと時。朝にそのちょっとした時間が作れれば、その日1日がしあわせな気持ちになることは間違いない。

 

 

撮影:きくちよしみ