HOME WELL BEING とりあえず、やってみた。 占い師をやってみた-占いをする側に立って見えてきた心の世界。
占い師をやってみた-占いをする側に立って見えてきた心の世界。

VOL.13 占い師をやってみた-占いをする側に立って見えてきた心の世界。

地域交流イベントのシェアリングサービス「TABICA」で、ライフワークをより充実させる“何か”を探すこの企画。今回は、タレントの長澤メイさんが、タロット占い講座にチャレンジ。

目次

    感覚を大切に。奥深いタロット占いの世界

    テレビや雑誌の占いコーナーはついつい見てしまう。毎週更新される星座占いが楽しみでならない。そんな風に占いが日々の生活のなかに溶け込んでいる人も少なくないはず。ならば、いっそのこと自分で覚えてしまうのはいかが? 占いを一生モノの趣味にしたら、仕事や人間関係、さらに人生も変わるかもしれない。という期待を込めて、熟練タロット占い師・じゅあの先生のタロット占い講座を受けてみた。

    今回指導してくれるのは、じゅあの先生
    体験者の長澤メイさん

    体験するのは、大の占い好きだというモデルの長澤メイさん。数々の占いを行ってきたというが、なかでもタロットカードは神秘的な絵柄に心惹かれると、興味津々。さて、3時間のマンツーマン講座でどれほど身につくのだろうか。

    そもそも占いは、悩みの種類によっては向いているものとそうでないものがあるという。タロット占いは、現状の問題を明らかにして、どのような行動を取ると、どのような未来になるのか、その答えを導き出してくれるもの。YESかNOかを尋ねるものではないそうだ。

    「たとえば、『転職したほうがいいか悪いか?』と尋ねるのではなく、『転職した場合はどのような状況になりますか? 会社に居続ける場合はどのような状況になりますか?』と尋ねるんです。もしいい意味のカードが出れば、転職したら明るい未来になりそうだな。じゃあ私はどう行動しようかと、具体的な解決策を考えられる。その指標のひとつなんです」(じゅあの先生)

    確かに悩みを自分のなかでグルグルと考え続けていると、気づかぬうちにネガティブな発想になったり、視野が狭くなってしまったり、“自分中心な答え”になってしまいがち。そんなときタロットカードが与えてくれる“客観的なアドバイス”を参考にすると、新しい糸口が見つかって、スルスルと悩みが解決しやすくなるのかもしれない。

    「とってもおもしろい! タロット占いが自分でできたら、悩みも前向きに解決できそう」

    タロット占いの活用法を学んだ次は、タロットカードの絵柄の勉強。
    「今回使用するのは、タロットカード78枚のうち、大アルカナと呼ばれる22枚のみ。人生全体を表すとっても重要なカードと言われていて、基本を学ぶには十分なんですよ」(じゅあの先生)

    タロット占いの基本は、1枚1枚に込められているメッセージを、自分なりに解釈して、カードが伝えたいことを読み解いていくというもの。基本となるメッセージを理解して、さらに想像を膨らませることがポイントになる。

    「これは魔術師のカード。天と地を指差してバランスをとっていて、頭の上は無限大のマークがありますね。天地が正しい正位置(せいいち)で出たら、準備万端、無限の可能性などを意味します。ひっくり返った逆位置だと意味が反対もしくは否定的になって……?」(じゅあの先生)

    「自信がない感じ? 準備不足とか」(長澤さん)

    「その通り。目的がはっきりせずに行動に移せないなどの意味を示します」(じゅあの先生)

    実物を見ながら、先生が用意してくれたカード一覧にメモをとる長澤さん。「カードが22種類もあって、覚えられるか不安だったけど、意味と絵柄がリンクしているから覚えやすい。知識として覚えるというより、意外と感覚的なんですね」。

    カードの意味を理解したら、次は実践へ。
    「タロット占いは、今の気持ちと今の状況、3ヶ月以内の未来の占いに向いています。最初は、1枚のカードで今日の運勢をチェックする“ワン切り”をやってみましょう。今まで占ってきた記憶を消すために、カードをトントントンと3回叩いて、手をかざしながら、質問を3回言って…」(じゅあの先生)。

    「ハァ〜〜〜〜!(今日の私の運勢は? 今日の私の運勢は? 今日の私の運勢は?)」

    出たのは、審判の正位置。
    「復活を意味するカードです。周りから助けがあったり、応援がもらえそうですよ」(じゅあの先生)

    「お〜! 写真展開催のためにクラウドファンディングをしているから上手くいくのかな!」とうれしそうな長澤さん。その後、顕在意識と潜在意識といった人の性格や心で考えていることがわかる2カード、過去と現在、未来がわかる3カードなど、少しレベルアップしたパターンを教えてもらい、長澤さんも友達との関係性や今後の仕事について、自分で自分の占いを。

    「流れは単純で、ややこしい手順もないし、思っていたよりも簡単! これなら自分でも手軽にできそう。友だちと話しのネタとしてやってみてもおもしろいかも。また、占い師さんに言われたことを鵜呑みにしてしまうことも多いけど、占いの仕組みを知っていれば、どうやって質問をすれば的確な回答がもらえるのかも分かっておもしろいですね。出たカードの答えを自分なりに解釈して、さらに発展させてもいいのかも」(長澤さん)

    ただし、自分でタロット占いをするときの注意点もある。
    「自分で自分を占うときは、都合のいいように解釈してはいけません。カードが示しているのは自分の潜在意識。だから常に変化するし、悪い内容でもネガティブに捉えすぎずに、感じたことをそのまま受け入れること。あくまで占いは迷った時のひとつの指針にすぎません。占いに依存しすぎないように、適度な距離感を持って楽しんでくださいね」(じゅあの先生)

    最後に、じゅあの先生自ら78枚全てのカードを使って、長澤さんの占いを行ってから講座は終了。
    もちろんたった3時間の講座ですべてのことが分かるわけではない。じゅあの先生のように精度の高い占いができるようになるためには、タロットカードだけではなく東洋西洋のさまざまな占術を勉強したり、自分で自分を占ったり、他人を占ったり、何度も実践を重ねることが大切なのだ。じゅあの先生もいつもタロットカードを持ち歩き、いつでも占いができるように日頃から準備しているそう。人気占い師が、「鑑定人数1万人以上」といわれる理由も納得だ。

    「絵柄のかわいさだけで興味を持ったタロットカードだけど、掘れば掘るほど奥深い世界。占いの答えには正解がないから、いくらでも勉強できちゃいますね。やった分だけ、精度の高い占いができるようになって、自分のなかでも確かな指標ができるなら、もっと深く学んで長く付き合っていきたいな。一生モノの趣味、見つけたかも!」(長澤さん)

    占いの楽しみ方は人それぞれだが、迷ったときにポンっと自分の背中を教えてくれるポジティブな相棒であることは間違いない。まずは、知識として占いの仕組みを学んで、悩み解決のひとつの手段として取り入れてみよう。

     

    取材・文:金井幸男
    撮影:山本恭平

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