HOME WELL BEING とりあえず、やってみた。 週末モデルになってみた-自分を好きになるための副業という新しい選択。
週末モデルになってみた-自分を好きになるための副業という新しい選択。

VOL.12 週末モデルになってみた-自分を好きになるための副業という新しい選択。

パラレルキャリアの一環として注目される副業。その中でも「週末モデル」は異色のアプリとして話題になっている。どんな女性でも、本業の仕事をしながら憧れのモデルになれるという夢のようなサービス。その秘密を聞いてみた。

空き時間にモデルとして輝く女性専門サービス

週末モデルは、「平日、OL。週末、モデル」をコンセプトに、本業と両立してモデル活動をする女性と、魅力的なモデルを探している企業を結ぶモデルキャスティングサービスだ。

モデル登録者数は約4,000人以上。20代を中心に10代〜50代など幅広い世代の方が在籍しており、モデル未経験者やSNSで多くのフォロワーを持つインスタグラマー、過去にモデルとして活躍していた人などさまざま。運営している株式会社MONOKROMの代表取締役社長である筒井まことさんのよるとユーザーの目的も人によって異なり、副業としてお金を稼ぎたい人はもちろん、本業での目標を叶えるためにセルフプロデュースとして利用する人もいるのだそう。

企業がモデルを選ぶ基準はリアリティ

また、「週末モデル」の大きな特徴のひとつは、モデル登録者のほとんどが本業を持っていること。終業後や休日などの空き時間を利用して効率的に副業することができ、時間を有効的に使えると好評なのだとか。

企業としても、本業を持つモデルを起用することで得られるメリットがあると、筒井さんは言う。

「たとえば、スポーツジムのパンフレット撮影ならば、ジムに通い慣れていて身体が引き締まっているジムトレーナーのほうが自然な表情やポージングができますよね。医療用品のカタログモデルは、白衣の正しい着方を熟知している看護師を。楽器関連の広告は、バイオリン講師を。インフルエンサーや読者モデルのように、広告などのモデルもリアリティを求める企業が増えているんです」。

企業のみ閲覧可能な週末モデルサイト内のモデル検索欄では、「職種」からの検索も可能。キーワードは医師や教育、作家、ヨガインストラクター、研究員、ライター、通訳、経理、キャビンアテンダント、主婦など、なんと60以上。

いくつか項目を埋めて検索をかけると、該当するモデルがズラリ。プロフィールをタップすると職種のほかに趣味や資格、特技、写真などがまとめられている。

「このプロフィールは、モデルさんご自身に記入していただいています。そのため私たちがヒアリングして記入するよりも細かく、正確で、個性が出せる。その個性そのものが、週末モデルでは武器になるんです。今後はAIを導入し、より的確なマッチングができるようにする予定です」。

自分ではなんとも思っていなかった事柄が、企業にとってはとても重要なキーワードになることもあるというわけ。仕事における可能性が広がり、空き時間を有効活用するためプライベートも充実させることができる週末モデル。この仕組みは女性にとってもメリットが多いと筒井さんは続ける。

「週末モデルの方とコミュニケーションをとるなかで、副業をする理由は金銭だけでなく、自分の役割があって社会から求められているんだという自己肯定からくる精神安定の面があると気づきました。とくに美しく見せるモデル業は、自分のことを好きになれる場面が多いので、その効果もより高いようです」。

個の時代を生き抜くために、できることを増やす

そこで実際に、営業職の会社員であり、週末モデル利用者の吉田早織さんにも、意見を伺った。

「都内で広告営業として働いているのですが、空いた時間を活用して副業できないかなと調べていたとき、週末モデルを見つけました。学生時代にサロンモデルをやっていて、モデルとしての経験も生かせるかなと思い、登録。最初に現場に行ったときの振る舞い方やスタジオでの撮影指導などを学べる機会があったので、不安なく最初のお仕事も挑めました。現場には、他のキレイなモデルさんも多くいらっしゃるので、美意識も高まりますし、刺激的です」。

モデルには、週末モデルのアプリやメールに案件情報が届く。スケジュールや金額感などがマッチするものを選んで、応募し、企業からのオファーを待つという仕組みだ。報酬額は、仕事内容に応じて1件3000円程度のカットモデルから、数十万円の広告までさまざま。平均すると1件1万〜2万円。案件によってはインスタ感覚のセルフィで済む場合や、3時間前後拘束される仕事もある。

「今は、月1ペースでオファーをいただけています。営業は比較的自分でスケジュールを決めやすい職種なので、平日朝から終業までは本職、夜や土日に週末モデルなどとうまく組み合わせています」。

日々の生活のなかに、週末モデルの仕事を取り入れたことで、なんと年収が100万ほど増えたと、吉田さん。

「週末モデルの報酬で100万ほどですが、それにプラスして本業を活かしたお仕事をいただくこともあります。撮影のために向かった企業から『本職は営業なんですね。今人手が足りなくて、よかったら営業代行として協力してくれませんか?』とスカウトされ、成果報酬のスポットのお仕事もしています。これからは個人の時代と言われていますし、自分のできることを増やすチャンスがあることはうれしいことですね」。

副業として一時的にお金を稼ぐだけではなく、長期的なキャリア戦略のひとつとしても活用できる「週末モデル」。本業を生かしつつ、「人に見られる」という経験は自分の魅力を再認識する機会ともなる。私とは縁遠い世界だとの思い込みは厳禁。どこかで自分の個性が求められているかもしれないので、興味がある人はチャレンジしてはどうだろう?

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週末モデル

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公式WEB: https://weekend-model.com/