短編よりもさらに短い掌編作品。時間にすると2〜3分で読めてしまうほどのボリュームだが、そのなかで繰り広げられる世界は奥深い。この掌編を人気作家50名以上で紡いでいく連載が、文芸ニュースサイト「TREE」でスタートした。
5月1日から公開されている連載「Day to Day」は、2020年4月1日以降の日本をテーマにした小説やエッセイ作品を公開していくというもの。1人の著者が1日ずつ小説・エッセイを執筆するリレー連載という形となり、2020年5月1日に公開された作品は「2020年4月1日」を舞台に。そして、2020年5月12日に公開される作品は「2020年4月12日」を舞台にしている。
同連載に登場する作家陣は、あさのあつこ、有川ひろ、海堂尊、重松清、辻村深月、西村京太郎、湊かなえ、森博嗣らをはじめとする錚々たる面々。まさに夢の共作ともいえる。
連載は、辻村深月さんによるエイプリルフールにまつわるお話『今日からはじまる物語』(4月1日)からスタートし、西尾維新さんの人気シリーズのスピンオフ『掟上今日子のSTAY HOLMES』(4月2日)や、“トムさん”との生活を描いた有川ひろさん『トムめ』(4月5日)などもすでに公開中。
各作品の文字数は1,000文字程度。ポットのお湯が沸くまでや、寝る前のひと時。そんなちょっとしたスキマ時間に読むことができるので、「1ヶ月前、自分は何をしていたっけ」と思い出しながら、毎日「Day to Day」を覗きに行ってみては。
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