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新作も多数展示。日本では11年ぶりの「ジュリアン・オピー」展が、7月開催

新作も多数展示。日本では11年ぶりの「ジュリアン・オピー」展が、7月開催

展覧会「ジュリアン・オピー」が、7月10日(水)から9月23日(月)までの期間、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。日本の美術館での個展は11年ぶり。

イギリスに生まれ、1980年代よりヨーロッパのアートシーンで頭角を現したジュリアン・オピー。ニューヨーク近代美術館、大英博物館、テートギャラリーなど世界の主要な美術館に作品が所蔵され、現代美術を語るうえで欠かせないアーティストの一人だ。

作品は、風景や人物などのモチーフをピクトグラムやアニメの表現を連想させるような、はっきりとした輪郭線、黒い点で表現した目など、点と線だけの最小限の要素で構成されているのが特徴。シンプルながら生き生きとした人物像や風景作品を制作する。

Walking in New York 1 2019

この度、開催が決定した展覧会「ジュリアン・オピー」は、日本の美術館で11年ぶりに開催されるジュリアン・オピーの大型展覧会。作家自らが選んだ絵画や彫刻、映像などの作品を、新作を中心に展示する。

作家の世界観を存分に

本展では、平面作品と立体作品に大胆に分けられた会場構成とともに、作家の現在を紹介。最新の作品世界を存分に楽しめるまたとない機会だ。

展示作品のひとつ、近作「Telephone」は、人物の全身を側面から表現した立体作品。この作品に見られるように、ジュリアン・オピーの近作は、顔はただ丸く描かれ、単純化、簡略化の傾向を強めている。タイトルも含め極限まで簡略化することで、世界中どこの都市にもみられる普遍的な人物を表現している。

Telephone, 2018

このほか、伝統的な絵画や彫刻の素材だけでなく、LEDディスプレイや看板など、私たちがふだん目にする工業製品も作品に昇華。会場内にBGMのように聴こえてくる音楽も作品の一部だという。全てにおいて、見ごたえある展示内容となっている。

Running, 2018
Towers 1 2018

日本の浮世絵やアニメのセル画のコレクターとしても知られるジュリアン・オピー。本展では、それらの影響も垣間見ることができるだろう。
さまざまなジャンルが融合しながらも、シンプルな表現を貫く作家の世界観から、多様性と普遍性を感じてほしい。

MORE INFO:

【期間終了】展覧会「ジュリアン・オピー」

エリア: 東京 / その他
住所: Heliporto, 3丁目-20-2 西新宿 新宿区 東京都 160-0023 日本
電話番号: 03-5777-8600
営業時間: 火曜日 11:00〜19:00
水曜日 11:00〜19:00
木曜日 11:00〜19:00
金曜日 11:00〜20:00
土曜日 11:00〜20:00
日曜日 11:00〜19:00
祝日 11:00〜19:00
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月4日(日・全館休館日)
公式WEB: http://www.operacity.jp/ag/exh223/