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アガる 外カフェ

テラス・屋上・芝生。東京のど真ん中なのに、ちょっとだけ”アガる”カフェ。オープンエアーな気持ちいい場所、あつめました。

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ここは本当に東京? 文化財建築のカフェで過ごす至福のひととき

縁側カフェ 昭和の家<平田邸>

東京にいながら、まるで避暑地の別荘に来たかのようなカフェ。美しい庭を眺める涼やかな縁側で、これ以上ないくつろぎの時間を過ごそう。

登録有形文化財。避暑地の香り漂う、昭和の家

足立区、竹ノ塚。昭和14年に住居として建てられた洋館付き和風邸宅「昭和の家<平田邸>」がある。平成24年に国の登録有形文化財に指定された、美しい場所だ。週末はイベントやコンサートなどに利用されているが、平日の夕方までという限られた時間に“美しい庭園を望めるカフェ”として開放されている。

6年前で住居だったという邸内では、職人の手仕事が華やかだった時代の調度品を、年月が経った現在も随所に見ることができる。
昭和の空気をそのままに閉じ込めた和室は、なかなかこの時代にお目にかかれることはない雰囲気だ。

日本人なら誰もが癒される、“縁側”にアガる

このカフェの“店名”にもなっていることからもわかるように、天覧席は「縁側」。四季折々、違う顔を見せてくれる庭を眺められる縁側の席に座るのがおすすめだ。

外でもない、中でもない、曖昧なエアポケット“縁側”。こちらも現代の東京においては貴重な存在だ。その懐かしさに、日本人なら誰でもテンションがアガる。心ゆくまで、くつろぎの時間を堪能しよう。

至福の手づくりスイーツに、満ちていくココロ

そのくつろぎのひとときのお供は、お店で手づくりされている季節のタルトを。一押しのドリンクはもこもこの泡が特徴の抹茶ラテだ。庭の綺麗なグリーンとシンクロし、消えゆく泡をぼんやりと眺めながら、至福の時間を過ごしてほしい。

平日の日中のみの営業時間だが、わざわざ足を運びたい場所。雨の滴る梅雨時期、蝉の声響く真夏、そして紅葉の季節へ。愛でる“外カフェ”へ、出かけよう。

 

撮影:きくちよしみ