HarumariTOKYOで提案中の「スパイスのある週末」。今回、初めて読者イベントを開催。Harumariでおなじみの「東京マサラボーイズ」の高木慎太郎さんが簡単に作れるスパイスカレーを実演していただきました。
何もない週末より、スパイスの効いた週末がいい。料理が得意な人もそうでない人も、多彩なスパイスの絶妙な加減で生まれるスパイス料理の深みにはまるはず。ということで、去る9月16日に開催した「東京マサラボーイズに学ぶ”週末スパイス”のススメ」の詳細を紹介しよう。
東麻布のキッチンスタジオ。講師に招いた高木慎太郎さんは、普段はデザイナーとして働き、オフにはさまざまなスパイスを使ったカレー調理に挑む「東京マサラボーイズ」のメンバー。ユニット結成から約6年。各種イベントやワークショップなどで、100種類以上、約5000食のカレーを提供しとあって、慣れた様子で準備を始めていた。

参加者は抽選で選ばれた8名の読者と、ゲストにHarumariTOKYOナビゲーターの斉藤アリスさんと、スイーツなかのさん。そして編集部も加わって和気藹々のムード。

今回のテーマは「3種のスパイスでつくるインドカレー」。まったく料理経験のない初心者でも気後れしないで済むよう、エントリー的なメニューを用意。
まずは、高木さんのイントロダクションから。
「食材、スパイスともに近所のスーパーで揃うものに。自作するにはハードルが高いと思われがちなインドカレーですが、コツさえ掴めば簡単で美味しいことを知って欲しいので、まずは身近な雰囲気で。今日は週末のランチに作れるメニューを目指します!」(高木さん)

しとしと雨が降る日にも関わらず、開始時間には一般応募の参加予定者全員が到着。主催するHarumariTOKYO編集長の挨拶や、高木さんの紹介などを経て、みんなでエプロン姿に。「使うスパイスは、ターメリックとコリアンダー、チリパウダー。初心者の方はレシピ通りの材料を準備したり、下ごしらえをしてから調理を初める事を心がけてください」。キッチン周りに集まった参加者たちに高木さんがレクチャー。

「鶏肉は皮を取ってから入れるのが、インドカレーのスタンダード。脂肪もしっかり取って。じゃないと仕上がりが油だらけになるんです。結構な量の油を使いますからね」。実演しながらゆっくり説明する講師を、参加者が熱心に見つめる。「そんなに集中して見られると緊張しちゃいますね」。優しいムードでクッキングは進んだ。


料理経験を問わない初心者歓迎イベントのため、調理のほとんどは高木さんが進行。それでも「ホールトマトの皮は取らない」、「たまねぎは繊維を断つ感じで切ると、煮込んだときに繊維がほどけてカレーに馴染みやすい」など、随所にアドバイスを。それに応えるようにメモを書いたり、スマートフォンで撮影したりと、積極的な姿勢で挑む参加者たち。

あとは少々煮込むだけという段階になると、各々着席して談笑を。あるテーブルでは、ゲスト参加者であるスイーツなかのさんのチーズケーキ作りや、斉藤アリスさんが最近気になっているという昆虫食についてのトークで盛り上がった。そして、調理開始から1時間弱。ついに完成したカレーを実食する。

皆一様に「美味しい!」と笑顔で感動。さほど強い辛味ではないのに、スパイスの香りはしっかりと。鶏肉のホロホロ加減も良い感じ。予想以上の出来栄えにスプーンだけでなく、参加者同士の会話も進んだ。「調味料はスパイスを引き立てる効果のある塩だけでOK。ただし、入れ過ぎないように気をつける。油多めの強火で炒めると、スムーズに玉ねぎがアメ色になるなど、学んだことが多かったです」とは、料理好きな女性参加者の談。あまりキッチンに立たないという人からは「早速、明日チャレンジします!」という感想も飛び出した。

食後、しばし歓談ののち解散。高木さんから各人に、本日使用したスパイスのセットがお土産として贈られた。今回の一般参加者は、スパイスからカレーを作ったことのある料理中級者が3分の1ほどで、ほとんどがビギナー。なかには包丁を握った経験がない人も。そのため、決してディープな内容ではなかったが、みんながスパイスへの興味を深めたのは間違いない。また、同じメディアを愛読するメンバー同士だけに、すんなりコミュニケーションが取れた様子。
ちょっぴり専門的な知識やノウハウを学びつつ、新しい友人との出会いまであった「東京マサラボーイズに学ぶ”週末スパイス”のススメ」。
HarumariTOKYOでは、引き続き読者へ「知性と愉しさに溢れた週末」を提案すべく、次回のイベントも準備中なので、ぜひチェック&ご参加を!
取材・文:金井幸男
カメラマン:玉井俊行
| エリア: | 東京 / その他 |
|---|---|
| 営業時間: | 祝日 11:00〜14:00 |
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