リモートワークが推奨され人に会う機会が減ったことにより、“顔を装う”ということの意味が変化している。 “メイクはマナー”などといわれる常套句が薄れ、自分のための心地よい美容を選択するということに意識が向きつつあるのだ。先日、「ORBIS」が新たに青山にオープンした体験型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS(スキンケア ラウンジ バイ オルビス)」では、そんな時代にマッチする、自分のための美容を選択できるコンテンツが揃っている。
このたびオープンした「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」で提供しているサービスは、商品購入が目的ではなく、自分自身を理解できるような提案が多いのが特徴だ。
そのひとつが、専門のセンサーで肌色を測定し、肌色や肌質に合うファンデーションとポイントメイクをカウンセリングしてくれるサービスだ。肌の明るさや赤み・黄みのバランスを測定することで、自分に適したコスメティックを探すことができる。これまで感覚で選んでいたものを、AIの根拠のある診断に基づき選べるのはありがたい。
また、バーチャルメイクサービス「YouCam メイク」を使って、気になるチークやリップを顔にのせて画面上でシュミレーションしてくれるサービスもスタート。バーチャルだからこそオフを気にせず気軽に付けられるので、メイクの幅が広がりそうだ。
スキンケアで大事なのは、正しい方法とアイテムを使ってケアをすること。店内にあるエステサロンでは、一般的なエステとは違いあくまで日常で取り入れることを重視してメニューを組んでいるため、施術を通して家でも再現可能なスキンケアメソッドを持ち帰ることができる。
店内に併設されたJUICE BARでは、野菜や果実の素材を生かした「inner color juice(インナーカラー ジュース)」やホットドリンクがラインナップしている。ユニークなのが、その日の自分の状態や生活リズムをタブレットに入力することで5種類の味の中から適したメニューを選定してくれるという点だ。注文したドリンクは、店内の2Fのオープンスペースでくつろぎながら味わうことができる。
さらに驚くのは、去年生命に近いロボットとして話題となった家庭用ロボット『LOVOT』がフロアを徘徊していること。しかも、ユニフォームは店頭のビューティーアドバイザーと同じデザインを着用しているという徹底ぶり。歩み寄るとペットのように人懐っこく甘えてくるので、思いがけず癒される。
美容の本質的なコミュニケーションと最新テクノロジーが融合した、美容の新アドレス。そんな新しい価値観を体験しに足を運んでみては。
エリア: | 東京 / 表参道・原宿 |
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住所: | 〒107-0062 東京都港区南青山5丁目7−17 |
公式WEB: | http://www.orbis.co.jp/skincarelounge/ |
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