HOME WELL BEING HOKKAIDO(北海道の旅の今) Go Toキャンペーンの効果は?この夏の札幌の様子をリアルレポート
Go Toキャンペーンの効果は?この夏の札幌の様子をリアルレポート

Go Toキャンペーンの効果は?この夏の札幌の様子をリアルレポート

コロナ禍で日々変化する札幌の街。この記事では7月に続き、札幌駅前通りやすすきのの“今”をご紹介。GoToキャンペーンは始まったものの、旅行する人は増えたのか、賑わいはどうなのか……、街のリアルな様子を現地ライターがお伝えする。

旅行客は少なめの印象。8月上旬の札幌駅

いかにも降り出しそうな空模様に、札幌では珍しい蒸し暑さ。7月上旬からは駅前広場を使った飲食イベントも始まっていたが、この日は雨天で中止となったようだ。いつもなら昼でももう少し賑わいがあるが、外を歩く人の数は少なかった。

それでも例年は1日約10万人が乗車する、北海道一の規模の駅を利用する人は多い。チ・カ・ホなど地下経由で駅に来る人の数は普段と変わらないように感じ、外も駅前通りから札幌駅に向かう人の流れは途切れなかった。


中にはカートを引いて歩く人もいたが、そのサイズからすると長い滞在ではないと思われ、道内での行き来は戻っても、道外からの旅行客はかなり少ないと思われる。(2020年8月6日 12:45頃 撮影)

暑い中、地元の人が行き交う「札幌駅前通」

この日の札幌市は午前中から30℃前後あり、最高気温は34℃まで上昇。吹く風は暖かく、数分、外にいるだけで汗が流れるほど暑かった。札幌駅前通の地下には地下歩道がある。涼しい地下道を選んで通行する人が多かったのか、地上の人影はそれほど多くなかった。

それでも、7月に比べるとかなり以前の状態に戻っている印象を受けた。買い物客や働く人々などの姿が見られる姿は日常そのものだが、暑さの中でも、大半の人はしっかりとマスクを着用し、感染予防対策をしていた。以前は特別だったこの光景こそがすでに「日常」となっていることを強く感じた。(2020年8月19日 午前11:00撮影)

静かな時間が流れていた「すすきの」


すすきのは7月にクラスターが発生し、一時、人が激減したが、現在は落ち着きを取り戻しており、人も戻ってきているようだった。この日は小雨が降ったり止んだりの少し肌寒い夜だったが、大通からすすきの交差点まで向かう道すがら、友達同士で楽しそうに歩く若者や仕事終わりのサラリーマン、この夏に札幌でスタートした宅配サービスの配達員が自転車で颯爽と通り過ぎる姿などを見かけた。数は少ないが、ネオンの看板を背景に記念撮影をする観光客らしき人やキャリーバックを引く人の姿もあった。団体客はいなかったが、街に活気が戻りつつあるように感じた。

すすきの交差点から南下していくと、徐々に人はまばらになっていった。例年ならこの時期は、大通公園のビアガーデンを楽しんだ後の2次会、3次会の人々で大賑わいのはずだが、昨年の同時期に比べるとほとんど人がいない状態だった。


1つ、感じたのは、マスクの着用率。当日は小雨でじめじめしており、室外ということもあったのかもしれないが、昼間に比べると着用していない人が目立った。クラスターが発生したこともあるエリアだけに気になるポイントではあった。(2020年8月20日 午後8:00頃撮影)

キャンペーンが始まったとはいえ、全体的には落ち着いていた札幌の街。9月には連休も控えているので、また少し変化があるかもしれない。街の混雑状況や、他に旅をしている人がいるのかどうかは、まだ旅を迷っている人にとっては貴重な情報だ。編集部ではこうした街の状況を引き続きウォッチしていくので、旅に出る際の一つの参考にしていただけたら嬉しい。