全国に先駆けて「緊急事態」を宣言し、より長い期間にコロナ禍と向き合ってきた北海道の各エリア。ここでは、すでに新しい旅スタイルの提案が始まっています。札幌を中心に人気観光スポットの「今」をお届けします。
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馬の生産に、ばんえい競馬。北海道十勝には馬の歴史文化が色濃く残る。そんな地域で、昨春始まったのがホテルヌプカが運営する「馬車BAR」だ。道外からの客が少ない今、オンラインやVRを活用した新しい取り組みを始め、ファンを増やそうとしている。ガイドの永田剛さんとホテルヌプカ支配人の坂口琴美さんに話を聞いた。
札幌円山動物園に次いで北海道で2番目に古い「おびひろ動物園」。昭和レトロな雰囲気が魅力で、観光客だけでなく地元の人にも愛される動物園だ。コロナの影響を受けつつも、様々な感染防止対策をとり、8月には同園の顔だったインドゾウのナナをおくるイベントも開催した。人気観光スポットである動物園は今どんな状況なのか、動画でレポートする。
JR帯広駅から徒歩5分の場所に店を構える「yoshiyuki」は、イタリアンとフレンチが融合した人気イノベーティブレストランだ。北海道の豊かな自然の中で育まれる食材を、旅するように楽しみながら味わってほしい−そんな想いで作られた料理の数々が、訪れる人に感動を与えている。現在、道外の客が完全に戻ったわけではないが、オーナーシェフ・西島祥之さんは変わらず、こだわりの料理を作り続けている。人気店のシェフはコロナ禍で何を思ったのか、今の思いを聞いた。
自然溢れる帯広。このエリアにある「真鍋庭園」は、120年の歴史をもつ広大な庭園だ。一見、密になりづらそうなスポットだが、コロナ禍では休業を余儀なくされるなど、大きな影響を受けたという。道外からの観光客が少ない現在、帯広屈指の庭園はどんな様子なのか。真鍋庭園三代目、眞鍋憲太郎さんに話を聞いた。
世界でも珍しいモール温泉が湧き出る十勝川温泉。その温泉街の一角に建つ「大地の匠」は、食肉生産者が運営する焼肉レストランだ。コロナ禍での変化と想いをマネージャーの佐波登志恵さんに聞いた。
豊かな自然を求めて全国から観光客が訪れる十勝。観光の足となるタクシーでは女性タクシードライバーも増えている。運転手歴およそ10年、ガイド歴は15年以上という川原洋子さんに、彼女目線で見たコロナ渦での変化と想いを聞いた。
美しいロケーションと商品のナチュラルな素材感で、地元客にも人気の「十勝トテッポ工房」。現在はカフェスペースを商品コーナーに変えるなど、柔軟に対応しながら営業を続けている。コロナ禍での変化と想い、現在の取り組みについて話を聞いた。
数々のソウルフードが人気の北海道帯広市。この夏のGo Toトラベルキャンペーンなどの影響で少しずつ人が戻ってきている。全国各地で人出が増えた9月の大型連休は、どんな様子だったのか。地元のライターがレポートする。
7月下旬よりGoToトラベルキャンペーンが始まった。北海道や札幌市も観光産業支援のキャンペーンを始め、道内を旅行する道民が増えたが、北海道の中心都市である札幌市の現状はどうなのだろうか?札幌市を代表する老舗ホテル「札幌グランドホテル」の現在の様子を取材した。
8月は北海道も夏本番。国や自治体の観光推進キャンペーンが始まっているが、札幌は落ち着いた様子だ。その中で札幌市内の飲食店は、コロナ禍で始めたテイクアウトメニューをさらに強化するなどして対応している。この記事では2つの人気店に、現在の状況や、感染対策について話を聞いた。