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HOME SPECIAL 今日を愉しむモノゴト “買い物”以上の価値をくれる芸術的店舗。空間美に注目して巡る「BULY」の世界
“買い物”以上の価値をくれる芸術的店舗。空間美に注目して巡る「BULY」の世界

VOL.85 “買い物”以上の価値をくれる芸術的店舗。空間美に注目して巡る「BULY」の世界

パリ発の老舗総合美容専門店、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー。2017年に日本に上陸して以来、美容通のみならず、幅広い層にフレグランスやスキンケアの門戸を広げた人気店だ。近年人気の広まりと比例して、都内を中心に店舗数を増やしているが、その内装も徹底的にこだわっており、新しい店舗ができると、思わずどんな空間なのか常に気になる。

ネットでの買い物が一般化したいま、「店舗で買い物をする」ことは、いわば貴重な“体験”。どんな場所で、どんな接客を受けてどんな買い物体験をするのかが重視されるようになった。そんななか、芸術的な空間美で私たちの気分を高めてくれるアゲてくれるのがオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの店舗だ。

日本においての旗艦店となる代官山本店は店舗を大胆に半分ずつ異なる内装が施されている。

右側が19世紀のパリ・左側が東京の持つ近未来を表現しているというユニークなデザイン。洗練された調度品や上品なインテリアで、思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな空間だ。買い物をしながら2都市を行き来しているかのような、高揚した気持ちでショッピングができる。

代官山本店
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目25-9
11:00-20:00

他にも青山骨董通り店、日本橋店など全国で12店舗のブティックを展開しているビュリーだが、その内装は1店舗1店舗違い、どれもユニーク。19世紀のフランスかと見まがう世界観ながら、そのエッジの効いたクリエイティビティは店舗空間を愉しませてくれるだろう。ビュリーの店舗での買い物は、そんな迫力の空間のなかで商品を選べる、という特別な体験だ。

この10月・11月と2店舗続けてオープンしたことで話題を呼んでいるのは渋谷PARCOへの出店だ。

10月に渋谷PARCO1階に登場したのが「OFFICINE UNIVERSELLE BULY AU MUSEE DU LOUVRE (オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オ・ミュゼ・ドゥ・ルーブル)」。

2019年秋から展開している、パリ・ルーブル美術館とのコラボレーションアイテムを主に扱うブティックだ。


「もしミロのヴィーナスが街を歩いていたら、身に纏うのはどんな香りだろう?」というテーマで、フランスを代表する8人の調香師が、ルーブル美術館所蔵の世界の至宝8点と向き合い創造した、華やかで独創的な8種類のフレグランスが並んでいる。

ビュリーはコスメティックブランドとしては史上初めてルーブル美術館内に期間限定のブティックを開くことを許可された。現在は閉店しているが、そのルーブル美術館内のブティックのインテリアをそのまま再現したのが、このオ・ミュゼ・ドゥ・ルーブル店だ。渋谷PARCOという商業施設のなかながら、フランスの装飾芸術の伝統を踏襲した、小さくも贅沢な空間。ガラスケースに並んだ商品を愛でながら、まるで美術館にいるような優雅なショッピングを楽しみたい。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オ・ミュゼ・ドゥ・ルーブル店(期間限定)
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F
11:00-20:00

そして、続いてオ・ミュゼ・ドゥ・ルーブル店の1つ上のフロアにオープンしたのがOFFICINE UNIVERSELLE BULY渋谷店だ。

静謐な石材に包まれた店内は、フランス製のヴィンテージランプが淡く光る不思議な雰囲気。ミステリアスに傾いた店内の商品棚には、商品が端正に整然と並んでおり、その奇妙なコントラストが面白い。

誰かの不条理な夢の世界に紛れ込んでしまったような不思議な空間をつくりあげたのは、ブランドのファウンダーであり世界中すべての店舗のデザインを手掛けてきたラムダン・トゥアミだ。

「パリから東京の移動中に何らかのはずみに家具がすべて歪んでしまったが、歪んだ家具で店を開くことにする夢を見た。その夢を実際に形にしたんだ」(ラムダン・トゥアミ)

渋谷PARCOは、90年代から00年代にかけて、ラムダン・トゥアミが日本に来るたびに来店し、欧米とはまったく違うモダンな日本のカルチャーにインスパイアされさまざまなことを吸収してきた場所。奇しくも近いタイミングでオープンすることになった、まったく異なるスタイルの2軒のブティックは、トゥアミがリスペクトしてやまない渋谷PARCOへのオマージュなのだ。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 渋谷店
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2F
11:00-20:00

パッケージデザインなど芸術的なルックスが人気のビュリーだが、さらに芸術的なブティックでの購入がおすすめ。ホリデーシーズンのギフト選びにはこの上ないチョイスだ。美しすぎる店舗を巡れば、フランスの伝統的な美しさはもちろん、トゥアミの不思議な世界観も堪能できて“買い物”以上の価値を得られるだろう。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 公式サイト
https://www.buly1803.com/jp/