HOME WELL BEING OKINAWA(沖縄の旅の今) タクシー運転手が語るコロナ渦中の観光地のリアル【沖縄編】
タクシー運転手が語るコロナ渦中の観光地のリアル【沖縄編】

タクシー運転手が語るコロナ渦中の観光地のリアル【沖縄編】

観光は、決してお店やホテルだけで成り立っているのではない。私たち観光客の足となってくれるタクシーも、重要な役割を果たしている。沖縄でタクシードライバーをする玉城よりこさんは、このコロナ禍は苦しい時期でもあったと話す。緊急事態宣言下で、どんな思いを抱え、乗り越えたのだろうか。

今帰仁村古宇利島出身の玉城(たましろ)さんは、タクシーの運転手を始めて14年近くになるベテランドライバー。今は、自宅のある那覇市から浦添市、本島南部など幅広く走っている。玉城さんは一見シャイに見えるが、タクシー会社のスタッフの中では、面倒見の良いお母さん的存在として慕われている。

そんな玉城さんも、新型コロナウイルスの影響を受けた一人だ。4月から約2か月は休業せざるをえなかったといい、この春は自身やドライバー仲間にとって、非常に苦しい時期だったと振り返る。

「やはり感染したら怖いし、家族やお客様にも迷惑をかけてしまうと思い、営業を控えていました。周りの同僚も、その時は1000円とか2000円(月の売り上げ)とかザラでしたよ」

そして、お客さんが戻ってきたのは6月中旬から。最近は、県外からも人が訪れるようになり、街のホテルの送迎をすることも多くなったという。現在、感染対策として、何をしているのかも聞いてみた。

「車の換気を徹底すること、お客様が車を降りられたら車内をアルコール消毒すること、お金の受け渡しをしたら手の消毒、運転中はマスク着用の徹底、ですね」

車の構造上、距離の近さなどは仕方のないこと。その中で、できうる限りの感染対策をして、お客さんを目的地まで送り届けている。玉城さんは今後も、まずは自分が感染しないように気をつけつつ、業務を続けたいと話す。

「やはり感染は自分だけのことじゃないし、家族もあるのでね、気をつけたいですね」

新型コロナウイルスに関しては、今また、感染の拡大が危惧されている。まだ収束の見込みがない中で、今後しばらく私たちは、ウイルスと付き合いながら観光をすることになるだろう。その中で玉城さんは、一人ひとりが自己管理を徹底することが大切だと話す。

「沖縄に来られるみなさんには、熱があったら来ないとか、コロナ感染をしていないとしっかり判断したうえで観光を楽しんでほしい。沖縄は逃げないから、みんなで乗り越えていきたい」

自己管理することは、決して自分のためだけではない。玉城さんのように、観光に関わるすべての人を感染から守ることにもつながるのだ。旅を楽しむためにも、各自がコロナを自分ごととして捉え、日頃から対策をすることを心がけたい。

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