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ただのイケメンでは満足出来ないとき、ネオ・セクシーな“北欧の至宝”の怪演を

VOL.11 ただのイケメンでは満足出来ないとき、ネオ・セクシーな“北欧の至宝”の怪演を

色気ただよう大人の男性を観てドキドキしたい、普通のイケメンにはもう飽きた…。と思ったら、Huluで配信中のドラマ版『ハンニバル』を召し上がれ。これまで映画で観てたのとはぜんぜん違う、“ネオ・セクシー”な若き日のハンニバル。残酷なほど妖艶な魅力にのめり込もう。

連続殺人鬼を怪演するマッツ・ミケルセンの色気がすごい!

「マッツ・ミケルセン演じるハンニバル・レクターがセクシーすぎる! いい歳したオジサンなのに、とにかくシブくて、ミステリアス! 彼のカッコよさを、私は日本でも広めたい!」(ぴんこ)

このドラマは映画『羊たちの沈黙』などで有名な連続殺人鬼ハンニバルを描いたサイコ・サスペンス。主演のマッツ・ミケルセンは、デンマーク出身で「北欧の至宝」の異名を持つ、人気のアラフィフ俳優だ。

©2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

「で、この“シブい”っていうのが大事なところで、マッツのちょっと“枯れた”感じをあわせ持ったシブさに、いま世界中の女子がムラッとしているはず。世界中の女子が抱かれたいナンバーワン!は言い過ぎでもそれくらいセクシーなんです」

「日本ではまだそこまで知名度が高くない俳優さんだし、これまでの“セクシーさ”の概念とも少し違う、だから“ネオ・セクシー”!」

たしかにこのハンニバルは、男から見てもちょっとドキッとするような妖しいオーラを放ちまくっている。

「ドラマの中でハンニバルは“こ、これはまさか殺した人の肉…なのでは?”と思えるような料理と食事のシーンがまた最高に華麗で色気があって、ついつい見入っちゃう…。料理もとても美味しそうで、食べ方もつい見入ってしまう上品さがある」

ちなみにドラマの各回のタイトルは「アペリティフ」や「アミューズ」といった、料理に関係するワードになっている。

©2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

「あと、世界の腐女子たちは、もう一人のメインキャラクターのウィルとハンニバルとの“ブロマンス”にもキャーキャー騒いでます」

ブロマンスとは、BLではないが強い絆で結ばれた男性同士の関係のことを指す造語。さまざまな層の女性たちを、さまざまな角度からトリコにする要素が満載というわけだ。

美しく狂った世界観に、いつの間にかハマってる!

「犯人の精神に深く寄り添う“超共感”という特殊能力を持つウィルが、ハンニバルの狂気に巻き込まれていくストーリー展開もハマるポイントです」

出演している俳優がカッコいい、ただそれだけじゃないのが『ハンニバル』。

「その能力ゆえに、だんだん現実と非現実の境目が分からなくなって、破滅に向かっていくウィル。すると、観ている側も同じように、何が本当で何が幻想なのかわからなくなってきて…」
「で、最終的には、自分たちもハンニバルに弄ばれていた…。それに気付いたときは鳥肌立っちゃいました!」

©2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

そして、ハイクオリティなビジュアルも見逃せない。

「これ映画じゃないの?と錯覚しちゃうほどの映像美は、かなり制作にお金がかかってそう。事件現場は凄惨でショッキングで、かなりグロテスクな描写もあるんですが、それさえも不思議とキレイに見えてきます」

©2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

セクシーでサイコで魅惑的。それを演出するお膳立ても完璧。世界観にどっぷり没入できる、映画とはまた違った『ハンニバル』。「ああ、やっぱりイケメンって最高!」と浸りながらひととおり観たころには、いろいろな意味で悩殺されているはずだ。

取材・文:中山秀明
コンテンツセレクト:岡野ぴんこ